現役復帰も画策!? チェルシーのランパード監督、バルサ戦を前に練習帰りの9kmランニングを動画公開!

2019年07月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「普段から積極的に練習に加わっている」

現役時代から自らの厳しい鍛錬を課してきたランパード監督は、日本でも己を鍛え続けている。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 プレシーズンツアーのために来日中のチェルシーの指揮官フランク・ランパードが行なったハードワークが話題を呼んでいる。

 今月19日に川崎フロンターレとの「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」に臨むも、試合終了間際にレアンドロ・ダミアンに決勝弾を奪われて、0-1と敗れたチェルシー。試合後にランパード監督は、「内容に満足している」と気丈に振る舞ったが、日本で1勝もできぬまま、帰国するのは避けたいところだろう。

 そんななか、今晩(23日)に行なわれるバルセロナ戦の勝利に向けてブルース(チェルシーの愛称)の指揮官は、並々ならぬ意欲を見せている。

 22日にチェルシーの公式ツイッターは、街中を軽快にランニングするランパード監督の姿を動画で公開。付随していた投稿文によれば、なんと、コーチ陣を引き連れ、練習場から宿泊するホテルまでの約9kmを走って戻ったという。

 自身の理想とするサッカーについて、「エネルギッシュでスピード感に満ち溢れたスタイル」と語っていたランパード監督だけに自らに厳しい負荷をかけることで、選手たちへハイスタンダードを示した格好だ。

 この振る舞いについて、アシスタントコーチのジョディ・モリスは、英紙『Daily Mail』の取材に対し、「彼は普段から積極的に練習に加わっている」とコメント。さらに自身のインスタグラムでは「フランクは復帰を画策しているよ」と、チームの先頭に立って、階段を使ったトレーニングを行なう指揮官の姿を冗談交じりに紹介してもいる。

 2001年から在籍したチェルシーで公式戦600試合以上に出場し、クラブの歴代最多得点記録(211得点)を樹立した"鉄人"は、誰よりも遅くまで居残る練習の虫としても有名だったが、そのスタンスは、2年前に現役を離れ、指導者となった今も、変わらないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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