チェルシー主力の“川崎フロンターレ評”。「器用にパスを繋ぐ」「チームとして連動する」と称賛も!

2019年07月23日 白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

D・ルイスとプリシッチはJリーグ王者をどう見たのか。

インタビューに応じてくれたD・ルイス(右)とプリシッチ(左)。写真:田中研治

 プレシーズンツアーで来日中のチェルシー。7月20日にはフランク・ランパード監督、重鎮ダビド・ルイス、新加入のクリスティアン・プリシッチが、KAMO原宿で『ナイキ』主催のトークショーに参加してファンとの交流を図った。

 そのトークショー後に『ワールドサッカーダイジェスト』は、D・ルイスとプリシッチの独占クロス・インタビューに成功。前日に戦った川崎フロンターレの印象も聞いた。

 川崎フロンターレ戦でチェルシーは、試合終了間際にレアンドロ・ダミアンに決勝ゴールを許して0-1で敗戦。フル出場したD・ルイス、65分から途中出場したプリシッチは、Jリーグ王者をどう見ていたのか。

 D・ルイスが「素晴らしいチームだって実感したし、さすが昨シーズンのJリーグ優勝チームだよね。彼らは勝利に値したと思うよ」と言えば、プリシッチも「良いチームだった」と呼応した。さらに具体的な特長については、それぞれこうコメントした。
 D・ルイス「フロンターレの選手はインテンシティーがとても高かったし、テクニックもあった。ディフェンスでは組織的にブロックを動かしながらしっかりと守れていたし、攻守の切り替えも速い。パスワークも正確で、とくにサイドチェンジを良いタイミングで繰り返していたのが印象的だった」

 プリシッチ「質の高いプレーをするし、とくに器用にパスを繋ぐチームだ。フロンターレは特定の個人に依存したチームじゃない。誰か1人が仕切っている感じではなく、チームとしての完成度が高いんだ。個と個が高いレベルで連動しているし、激しさやインテンシティーもあって、とにかくよく走る。チームとして機能している印象を受けたね」

 チェルシーは7月23日夜に埼玉スタジアムでバルセロナとのプレシーズンマッチを戦い、日本ツアーを終える。

インタビュー:豊福晋
文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
協力:ナイキジャパン
※『ワールドサッカーダイジェスト』8月1日発売号では、D・ルイスとプリシッチのクロス・インタビュー全文を掲載予定
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