７月22日、翌日に埼玉スタジアムで開催される『楽天カップ』でチェルシーと対戦するバルセロナが、小雨が降るしきるなか、都内で前日練習を行なった。

　冒頭15分だけ公開されたトレーニングが始まると、現場が騒然となった。今夏に鹿島アントラーズからバルサBに加入し、この日本ツアーのメンバーに選ばれている安部裕葵の姿がなかったからだ。

　その20歳の日本代表アタッカーが姿を現わしたのは、10分ほど経ってから。しかも、ひとり完全な別メニューで、公開されている間は軽いストレッチをする程度に留まった。
 

　バルサのスタッフの話では、「右のでん部を痛めている」とのことで、練習に遅れて出てきたのはアイシングをしていたからだという。

　今日の状態を見る限りでは、明日のチェルシー戦の出場はかなり微妙な状況だ。

　バルサは、チェルシー戦の後、27日にノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦する。安部はこちらの試合に照準を合わせてくるかもしれない。

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