イニエスタがラ・リーガの公式アイコンに就任! トークショーではバルサとの対戦、久保建英&安部裕葵の印象を語る

2019年07月22日 熊介子(サッカーダイジェストWeb編集部)

エトー、澤穂希、北沢豪らレジェンドがそろい踏み!

ラ・リーガ就任にあたって集結したレジェンドたち。左から澤氏、テバス会長、イニエスタ、エトー、北澤氏。 (C) SOCCER DIGEST

 7月22日、都内某所でラ・リーガの公式アイコン発表会が行なわれた。同リーグの会長ハビエル・テバス氏が来日し、イケル・カシージャス(ポルト)に続くふたりめのラ・リーガアイコンとして元バルセロナ&スペイン代表で、現在はヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタが就任したことが発表された。

 同イベントには、元バルセロナでストライカーのサミュエル・エトー、アンバサダーを務めるフェルナンド・サヌ、元日本代表の北澤豪さん、元サッカー日本代表の澤穂希さん、そしてアーティストのナオト・インティライミさんが出席。イニエスタを中心に、多彩なトークで盛り上げた。

 また、今回の就任を記念して、Twitterで募集した「日本ファンが選んだ、イニエスタ選手を表わす漢字」も併せて発表された。書道家、青柳美扇さんによるライブパフォーマンスで描かれた「至宝」という文字を見たイニエスタは、描かれた文字よりもそのパフォーマンスに感銘を受けた様子で、「素晴らしいアートです。感激した」と感じ入った様子をみせた。

 そして今夏、新たに久保建英、安部裕葵という若い日本人選手が挑戦することになったが、ふたりの印象についてイニエスタはこのように語った。

「久保選手と、安部選手ですよね。ふたりとも、とても高い能力を持っていると思います。それぞれがレアル・マドリー、バルセロナという高いポテンシャルのチームに挑戦していくわけですが…。なにより、彼らはとても若い。これからいろいろと吸収していくことでしょう。こうした質の高いプレーヤーが、リーガでプレーすることによってもっと良くなっていく。海外から様々なタレントが集結して、ラ・リーガで精進していく場所になるのだと思います」
  
 イニエスタは27日に古巣と対戦する。「まだ少し変な感じがする」と笑いながら語ったスペインの至宝は、「バルセロナのファンにも、ヴィッセルのファンにも喜んでもらえる試合にしたい」と意気込んだ。

取材・文●熊 介子(サッカーダイジェストWeb編集部)
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