高騰する移籍市場。過去5年で驚異の売却益1081億円を叩き出したクラブはいったいどこ?

2019年07月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍金が上がり続けるサッカー界

ネイマール(写真右上)の移籍から早2年――。サッカー界の移籍金額は高騰し続けている。そんななかで高額の売却益を手にしているクラブは一体どこなのだろうか? (C) Getty Images

 2年前にネイマールが史上最高額となる2億2200万ユーロ(約277億5000万円)でバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したのを筆頭に、近年のマーケットが高騰の一途を辿っている。

 今夏もエデン・アザール(チェルシー→レアル・マドリー)やジョアン・フェリックス(ベンフィカ→アトレティコ・マドリー)、アントワーヌ・グリエーズマン(アトレティコ→バルセロナ)、マタイス・デ・リフト(アヤックス→ユベントス)など、数々のビッグディールが成立している。

 そうした状況を受け、イタリア衛星放送『Sky Sport』は7月19日に過去5年の売却額ランキングを紹介。世界の詳細な移籍情報を発信している『Transfermarkt』を参照したデータは以下の通りとなった。

1位 モナコ(フランス)
売却額8億6497万ユーロ(約1081億2000万円)
支出額5億561万ユーロ(約632億円)

2位 アトレティコ・マドリー(スペイン)
売却額7億5280万ユーロ(約941億円)
支出額8億7156万ユーロ(約1089億5000万円)

3位 チェルシー(イングランド)
売却額7億3209万ユーロ(約915億1000万円)
支出額8億7650万ユーロ(約1095億6000万円)

4位 ベンフィカ(ポルトガル)
売却額7億633万ユーロ(約882億9000万円)
支出額1億8008万ユーロ(約225億1000万円)

5位 ユベントス(イタリア)
売却額6億5044万ユーロ(約813億1000万円)
支出額9億8197万ユーロ(約1227億5000万円)

6位 バルセロナ(スペイン)
売却額6億2685万ユーロ(約783億6000万円)
支出額10億8000万ユーロ(約1350億円)

7位 ローマ(イタリア)
売却額6億1504万ユーロ(約768億8000万円)
支出額5億8824万ユーロ(約735億3000万円)

8位 ドルトムント(ドイツ)
売却額5億7420万ユーロ(約717億8000万円)
支出額5億3414万ユーロ(約667億7000万円)

9位 レアル・マドリー(スペイン)
売却額5億4345万ユーロ(約679億3000万円)
支出額7億5475万ユーロ(約943億4000万円)

10位 リバプール(イングランド)
売却額5億3500万ユーロ(約668億8000万円)
支出額7億1471万ユーロ(約893億4000万円)

 マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバやロメル・ルカク、パリ・サンジェルマンのネイマールなど、今夏にその去就が騒がれているビッグネームはまだまだ多い。2019-20シーズンの開幕までに、このランキングの上位が変動することもありうるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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