レアル・マドリーは、カナダ・モントリオールでのキャンプを終え、現地時間20日に行なわれるバイエルンとのプレシーズンマッチに臨むため、アメリカ・ヒューストンに移動した。

　このキャンプ中に、小さくない注目を浴びたのがFC東京から加入した久保建英だ。カスティージャ（Bチーム）の登録ながら、ミニゲームでゴラッソを決めるなど、弱冠18歳とは思えない堂々たるプレーを披露。日本だけでなくスペインのメディアからも、連日大きく取り上げられた。
 

　そんななか、マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が久保について言及した。スペイン紙『AS』などが報じたところによると、バイエルン戦の前日会見で久保への印象を訊かれ、こう答えたのだ。

「とてもよく練習している。クオリティーの高い選手で、マドリーにとって重要な存在になると確信しているよ。まだ若いのに、まるで長い間我々と一緒にいるかのようだ。彼のチームへの適応力にとても満足している」

　そう手放しで称賛したフランス人指揮官は、バイエルン戦で久保にチャンスを与えるのか。実戦デビューに向け、ますます注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部