「きっと次代のロベカルになれる!」久保と同期入団の逸材SBを元マドリー名手が激賞!

2019年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

6年の長期契約で移籍金は60億円!

図抜けた機動性能とフィジカルを誇るメンディ。不動の左SBマルセロの高き牙城に挑む。(C)Getty Images

 ジネディーヌ・ジダン監督のもと、新たなプロジェクトを発動中のレアル・マドリー。それは"第3次銀河系"構築とも言える壮大なプランで、今夏もすでにエデン・アザール、ルカ・ヨビッチ、ロドリゴ・ゴエス、ミリトン、フェルラン・メンディらキラ星の獲得に、およそ3億ユーロ(約375億円)の巨費を投じている。さらにポール・ポグバやキリアン・エムバペなど大物に狙いを定めており、世紀のメガディールが起こりそうだ。
 
 そんななか、左SBの即戦力として期待値が高いのが、フランス代表のメンディだ。名門リヨンで名を揚げた24歳とは6年の長期契約を結び、移籍金は4800万ユーロ(約60億円)+出来高という破格なもの。不動のレギュラーであるマルセロの存在を脅かしうる上昇株だ。
 
 フランスの全国スポーツ紙『L’Equipe』に登場し、同胞のメンディを大いに称えているのが、マドリーのOBで元フランス代表MFのクリスティアン・カランブー氏。現役時代は攻守にわたるマルチな活躍で声価を高め、奇抜なアフロヘアやファッションでも話題をさらった名手だ。氏は、後輩のメンディを以下のように評している。
 
「メンディのマドリー移籍は、途轍もなく大きな効果をもたらすだろう。チームにとっても選手自身にとっても、もっと言えばジダン監督の新たなプロジェクトにとってもきわめて有意義だと思える。彼は左サイドだけでなく右サイドにも対応し、守備の強度が申し分ないうえに、攻撃面では大きな推進力を生み出す。間違いなく次代のロベルト・カルロス、マルセロになれると確信しているよ」
 
 入団発表会見ではリフティングに何度も挑戦するなどお茶目な面を見せ、マドリーの公式ツイッターなどでは、チーム内で陽気に振る舞う様子が随時紹介され、好印象を与えているメンディ。はたして"第3次銀河系"で左SBを託されるのか──。そのルーキーシーズンに注目が集まる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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