トッテナムのイングランド代表DFトリッピアーが約28億円でアトレティコへ移籍!後釜は酒井宏樹か?

2019年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンフランの穴埋めとして…

4シーズンに渡ってプレーしたトッテナムを離れたトリッピアー。初の国外挑戦に挑む。(C)Getty Images

 現地時間7月17日、アトレティコ・マドリーはトッテナム・ホットスパーのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーの獲得を発表した。

 契約は2022年までの3年で、移籍金は明らかになっていないが、英国営放送『BBC』によると、2000万ポンド(約28億円)と見られている。

 アトレティコは、9シーズンに渡ってチームを支えた元スペイン代表の右SBファンフランが、昨シーズン限りで契約満了となり退団。その後釜として、エルサイド・ヒサイ(ナポリ)やネウソン・セメド(バルセロナ)などの補強を画策していたが、かねてよりトッテナム退団を仄めかしていたトリッピアーとの交渉をここにきて一気にまとめ上げた。

 現在28歳の右SBはマンチェスター・シティの下部組織出身で、バーンリーで名を揚げ、15年夏にトッテナムに移籍。正確無比なクロスと献身的に上下動を繰り返す運動量が持ち味で、昨シーズンはクラブ初のチャンピオンズ・リーグ決勝進出に貢献した。
 
 イングランド代表の一員として出場した昨年のロシア・ワールドカップでは、高精度のプレースキックで次々とゴールを演出。母国の4強入りに大きく寄与し、ベスト11に選ばれている。

 大刷新の夏を迎えているアトレティコで、早くも7人目の新戦力として迎えられたトリッピアー。コロンビア代表の右SBサンティアゴ・アリアスとの定位置争いはなかなかにハイレベルだ。

 また右SBを失ったトッテナムが、取り沙汰されていた酒井宏樹(マルセイユ)の獲得を加速化させる可能性もある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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