「俺たちよりスペイン語が上手い!」マドリーDF、ナチョの“激賞”に久保建英はなんと答えた?

2019年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「久保×アザール」動画とは異なる反響で…

思いがけずナチョ(奥)に語学力を褒められた久保(手前)。本人は照れるわけでもなく……。(C)Getty Images

 久保建英もさすがに、困った表情を浮かべた。
 
 レアル・マドリーは現在、カナダのモントリオールでサマーキャンプを実施中。怪我人や遅れて合流したイスコ、さらには久保らカスティージャ(Bチーム)所属の若手らを含め、総勢29名で連日ハードメニューに取り組んでいる。
 
 そんな名手たちのトレーニングの様子を詳細に伝えているのが、クラブ公式チャンネルの『Real Madrid TV』だ。久保も何度か取り上げられ、3日前にはミニインタビューとエデン・アザールとの爆笑トークの映像が話題となり、世界中に広く拡散され、欧米メディアにも取り上げられた。久保は流ちょうなスペイン語を披露し、マドリディスタを驚かせ、かつ安心させたのだ。
 
 大反響を受けて、同TVのレポーターが再度アタックを試みた。その模様が公式ツイッターで紹介されている。
 
 まずマイクとカメラを向けたのは、チームのムードメーカー的存在であるスペイン代表DFナチョだ。レポーターは「ナチョ、クボはまるでアルカラ・デ・エナーレス(マドリードの都市)で生まれたかのようにスペイン語を話すよね」と問いかけると、29歳の重鎮は足も止めずに「俺たちより上手いくらいだよ。本当にね」と冗談っぽく返答。
 
 そのすぐ後方を歩いてきたのが久保本人だ。レポーターが「クボ、君はどう思う?」と質問すると、「なにが?」とスペイン語で返し、「彼らは君が自分たちよりスペイン語が上手いと言っているよ」と伝える。久保はどこか伏し目がちで、「まさか、もちろんない」と回答。「でも君はよく話せるよね?」と念を押すと、「シーシー(はいはい)」とだけ語った。

 
 その後、不完全燃焼に終わったレポーターは久保の前を歩いていた新加入のブラジル人FW、ロドリゴ・ゴエスを捕まえる。同じく「君もスペイン語が上手いよね?」と振り、まだあまり話せないロドリゴが「少しね」と答えると、「週にどれくらい勉強してるんだい?」「先生は男? 女?」「個人レッスンなの?」など早口で質問を連発。18歳の俊英もまた、釣れない表情を浮かべて答えている。
 
 やや空気の読めない突撃レポーターに、ファンの評価は厳しめだ。「トレーニングの邪魔になるカメラだ」「気にするなロドリゴ、少しずつ学べばいい」「じゃあ君はポルトガル語を話せるのか?」「少し小バカにしたような物言いがNO!」といった調子。日本人ファンからも「ナチョが明らかにダルそうな感じ。人間関係考えてくれよ」と注文が付けられた。
 
 さすがに「久保×アザール」動画を超える反響とはならなかったようだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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