鹿島・鈴木優磨がベルギー1部STVVへ完全移籍で合意!「このクラブは僕の心の中にあり続けます」

2019年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地でのメディカルチェックを経て正式加入へ

昨季のACLで大会MVPに選出された鈴木。ベルギーで新たなスタートを切ることとなった。(C) Getty Images

 7月15日、鹿島アントラーズに所属するFW鈴木優磨が、ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に完全移籍することが確実となった。両クラブが発表したのは、クラブ間の基本合意。今後現地入りしてメディカルチェックを経たのち、正式加入の運びとなる。契約年数などは現時点で明らかにされていない。

 鈴木は2015年に鹿島ユースからトップチームに昇格。同年にトップデビューを果たし、2017年からは「9」番を背負うなど、名実ともに鹿島のエースへと成長を遂げた。2018年には日本代表にも選出され、鹿島が王者となったアジア・チャンピオンズリーグの大会MVPにも選出された。

 負傷のため戦線離脱が続いているが、今後は7月末に開幕するベルギー・リーグの開幕に向けて、調整を続けていくことになる。今夏の鹿島では、安西幸輝(→ポルティモネンセ)、安部裕葵(→バルセロナB)に続く3人目の旅立ちだ。

 鈴木は鹿島の公式サイトに以下のコメントを寄せている。

「この度、シントトロイデンVVに移籍することになりました。シーズン中の移籍になりますが、自分の年齢を考えるとラストチャンスになると思い、挑戦を決断しました。

 ここ何年かは、海外でやりたい気持ちと鹿島でやりたい気持ちが入り混じっていました。同世代の海外で活躍している選手たちを見て、何をしているんだろうと思う時もありました。でも、今は鹿島で今日まで続けてきて良かったと、はっきり言えます。

 自分に携わってくれた方々のおかげで、人としても選手としても成長できました。必ず、ヨーロッパに行ってもっともっと成長した姿をみんなに見せます!最後に、僕にとってこのクラブは特別であり、ホームです。どこにいようが、このクラブは僕の心の中にあり続けます。小学生から17年間、ありがとうございました。行ってきます」 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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