「近未来のマドリーを…」クラブ公式が公開した“ヴィニシウス×久保建英”の連携プレーにファン反響!

2019年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

トリッキーなプレーに絶妙パスで応えて

S・ラモス(右)とロドリゴ(左)の圧力を受ける久保。その練習のレベルと次元は想像に難くない。(C)Getty Images

 カナダ・モントリオールで行なわれているレアル・マドリーのサマーキャンプ。入団まもない日本代表FW久保建英はその遠征メンバー29名に選出され、合宿初日から溌溂としたプレーを披露している。
 
 今回クラブの公式ツイッターが公開したのが、若きFWヴィニシウス・ジュニオールのプレー動画だ。主力組とサブ組のミニゲームで、ダブルタッチからのヒールパスを味方選手に送り、ワンツーで抜け出すという"技あり"の場面。そのパスを出しているのが、ほかでもない久保だった。
 
 ヴィニシウスのトリッキーなパスを予見していたかのように冷静に足下に収め、ふたりの選手のプレッシャーを引きつけながら、走り出すヴィニシウスにベストなタイミングでパスを供給している。練習中の何気ないワンプレーだが、そこは豪華メンバーが揃うマドリーのミニゲーム。動画の投稿欄には、
 
「ヴィニシウスはクラックだけど、クボも素晴らしいパスだね!」
「鍵をこじ開ける名人のような連携プレーだ」
「相性が良さそう。感じ合っているね」
「ヴィニシウス×クボ!(炎の絵文字)」
「近未来のマドリーで輝くコンビだ」
 
 などなど、脇役のはずの久保をヨイショするコメントも寄せられている。

 
 ヴィニシウスは昨年夏に18歳で入団。マドリーがフラメンゴに支払った移籍金は4500万ユーロ(約58億5000万円)の巨費だった。当初はBチーム(カスティージャ)に送り込まれたものの、途中就任したサンティアゴ・ソラーリ監督の下でトップチームに定着し、加入1年目のラ・リーガで見事18試合に出場して2得点と、センセーショナルなデビューを飾った。
 
 2年目の今季、さらなる飛躍が期待されているヴィニシウス。7月12日に19歳になったばかりで、久保にとってはひとつ年上のほぼ同世代である。久保もカスティージャでハイパフォーマンスを続け、ブラジルの至宝の背中を追いたいところだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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