バルサの新戦力デヨング、クライフの14番を断り「21番」を希望!その理由は…

2019年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

コウチーニョも背番号変更を迫られる?

7月5日に入団会見を開いたデヨング。何番を纏うのか?(C)Getty Images

 バルセロナは7月12日、アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリエーズマンの獲得を発表。オランダ代表MFフレンキー・デヨングに続くビッグディールが実現した。

 デヨングとグリエーズマンの加入により、注目されるのが背番号だ。スペイン紙『AS』は、ふたりのニューカマーが"こだわるナンバー"を纏っている選手たちが、変更を余儀なくされるだろうと伝えた。

 AS紙によれば、デヨングはクラブから14番を提案された。オランダとバルセロナのレジェンドであるヨハン・クライフが纏った、重みのある背番号だ。だが、デヨングはこれを断ったという。

 それは、アヤックスでも使用していた21番に特別な意味があるからだ。1年前、21歳の誕生日に祖父がこの世を去って以降、この番号はデヨングにとって、祖父に捧げる特別なものになった。

 現在、バルサの21番はカルレス・アレニャだ。だが、16番、17番、19番、24番、25番が空いており、「アレニャが背番号を変えるのは、問題ないようだ」と記事は伝えている。
 
 一方、グリエーズマンはアトレティコでもフランス代表でも7番を背負ってきた。周知のように、フィリッペ・コウチーニョが使っている番号だ。ただ、鳴り物入りで加入するグリエーズマンがこだわりを持つ数字だけに、コウチーニョも変更を迫られるかもしれない。

 ブラジル代表としてコパ・アメリカを戦ったコウチーニョは、チームへの合流が8月4日になるという。決定はそれからになるのか。バルサとグリエーズマン、コウチーニョがどのような決断を下すのかに注目が集まる。

 なお、バルサはパリ・サンジェルマンで去就が不透明なネイマールの復帰も取り沙汰されている。実現した場合、ネイマールが退団するまでつけていた11番を求めたら、ウスマンヌ・デンベレも番号を変えることになるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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