久保建英vs安部裕葵、「ミニ・クラシコ」で日本人対決は実現するのか?

2019年07月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

2部Bには80チームが所属

20歳の安部(左)と18歳の久保(右)。若きサムライの直接対決は?(C)Getty Images

 7月12日、鹿島アントラーズは、日本代表MFの安部裕葵がバルセロナに完全移籍することで合意したと発表した。

 先月、FC東京を退団してレアル・マドリーと5年契約を結んだ久保建英と併せ、スペインの2大クラブに日本人選手が在籍することになった。

 とはいえ、両者ともまずはBチームの所属となる。マドリーのカスティージャ、バルセロナBともに、現在はスペインの2部B(実質3部)に属している。

 では、ふたりの直接対決は実現するのか――。互いに最大のライバルと認め合うマドリーとバルセロナの一戦といえば、「エル・クラシコ」と呼ばれ、世界中のメディアやファンが注目するサッカー界の一大行事だ。

 そのBチーム同士の、いわば「ミニ・クラシコ」は、残念ながらリーグ戦では実現しない。2部Bは地域ごとに20チームずつが4つのリーグに分かれており(計80チーム)、マドリー・カスティージャはグループ1、バルサBはグループ3と別々のリーグ戦を戦うことになるからだ。
 
 Bチームはコパ・デル・レイ(国王杯)にも出場できないため、カップ戦でぶつかることもない。可能性があるのは、リーグ戦を終えた後に行なわれる2部昇格プレーオフでの対戦だ。

 もちろん、ファンが待ち望むのはトップチームでの激突だろう。クラシコで日本人対決が実現すれば、それこそ歴史に残る快挙となるが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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