G大阪のオ・ジェソクがFC東京へ期限付き移籍!「年齢的にも最後のタイミング」決断理由を明かす

2019年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

長文のメッセージでG大阪サポーターへの感謝を綴る

今季でG大阪加入7年目のオ・ジェソク。初のJリーグ間移籍となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 FC東京は7月8日、G大阪からDFオ・ジェソクを期限付きで獲得したことを発表した。期間は2020年1月1日までで、2019シーズンはG大阪とG大阪U-23と対戦する全ての公式戦に出場することができない。
 
 オ・ジェソクは2013年に江原FC(韓国)からG大阪に移籍し、初来日。1年目はあまり出場機会を得られなかったが、翌年からはSBでレギュラーとして活躍した。今季はリーグ戦8試合、ルヴァン杯4試合に出場し、守備では粘り強いマークと強靭なフィジカルで、攻撃では鋭いオーバーラップと精度の高いクロスで攻守に貢献。今シーズンで加入7年目と日本に来てからはG大阪一筋であったが、初の国内移籍となった。
 
 韓国人DFは、リーグ戦トップを走る移籍先のFC東京に対して、公式サイトを通じて、「今回オファーをいただき、感謝しています。期限付き移籍での加入ですが、チームのタイトル獲得に向けて自分の経験がチームの力になるよう、一生懸命頑張ります」と力強い意気込みのコメントを発表した。
 

 また、G大阪の公式サイトでは以下の長文コメントを掲載。移籍の理由とサポーターへの感謝を綴った。
 
「若い選手が中心でチームが新しくなり、新しいスタイル、新しい戦術、新しい哲学でガンバが新しい時代に入っているなか、ベテラン選手としてチームに貢献できなかったのは申し訳ない気持ちです。
 
 ガンバを離れることを考えたことはなかったですが、すぐに返事をする必要があって、23歳の時に日本に来て、30歳近くになり、年齢的にも最後のタイミングだと思い、この移籍を決断しました。
 
 サポーターの皆さんには2013年から、試合に出ている時も出られない時も変わらず支えてくださったことに対して、言葉では言い表せないくらい感謝の気持ちがありますし、感動したときも多かったです。チームが勝った時も負けた時も変わらず熱い応援をしてくださいました。
 
 期限付き移籍という形で離れますが、ガンバサポーターに恩返しするためにも、向こうで活躍することが大事だと思いますし、いいパフォーマンスでサポーターの気持ちに応えるためにも、一生懸命頑張りたいと思います。最後に皆さんの前で挨拶できなかったことが寂しいですが、23歳から29歳まで、人生の20代はガンバと関わることが多くて、色々な思い出があるので、どう言ったらいいのかわからないくらい、複雑な気持ちもあります。
 
 ですが、まずは向こうでチャレンジし、ピッチに立ち、自分の能力を表現することが大事なので、皆さんに恩返しができるように頑張ります。本当に有難うございました。感謝の気持ちしかないです」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事