浅野拓磨の新天地はトルコか? 香川真司を狙うベジクタシュが興味と現地報道

2019年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジア市場も見据えて獲得候補に

2018-19シーズンは公式戦15試合に出場して2ゴール。シーズン終盤はクラブが買取を回避するため、ベンチ外が続いた。 (C) Getty Images

 18-19シーズンはブンデスリーガのハノーファーでプレーした浅野拓磨の新天地は、トルコになるかもしれない。

 浅野は、16年にサンフレッチェ広島からアーセナルに完全移籍。すぐにドイツのシュツットガルトに2年間のレンタルに出されて、昨シーズンは1年間の期限付きでハノーファーでプレーした。

 ハノーファーが買取オプションを行使しなかったため、現在は保有元のアーセナルにレンタルバックされている。だが、ロンドンでプレーする可能性はゼロに等しく、再レンタルか売却が確実だ。

 先日、『Telegraph』のセルビア版が、同国1部リーグの名門パルチザンが浅野に興味を示していると報じた。だが、トルコ紙『TURKTIME』は、「パルチザンは1年のレンタルを希望しているが、アーセナルとの交渉はまだ完結していない。アーセナルはブンデスリーガのクラブとふたつの交渉を抱えており、浅野の処遇はその後に回されるようだ」と伝えられている。

 そんななか、新たにこの日本代表FWに触手を伸ばすクラブが浮上した。19年1月から香川真司が半年間のレンタルでプレーした、トルコのベジクタシュだ。トルコ紙『Haberler』など複数のメディアが、「ベジクタシュは獲得すべき新たな日本人選手を見つけた」と報じている。

「シンジ・カガワの加入で、ベジクタシュは大きな恩恵を得た。アタッカーの補強のため、タクマ・アサノをニューカマーとして加える案が浮上している。攻撃の駒を失ったチームにおいて、彼が加われば貴重な戦力になる。また、アジアのマーケティングにも大きな効果を生むだろう」

 ベジクタシュは、ドルトムントから香川の完全移籍を狙っているとも報じられている。日本人選手を"二枚獲り"する可能性もなくはないだろう。

 24歳の浅野の新天地は、セルビアかトルコになるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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