久保建英も比較されたマドリーの“神童”ウーデゴーがR・ソシエダへ!レンタル生活から抜け出せず…

2019年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

オランダで結果を残すも…

クラブ史上最年少でリーガデビューを飾ったウーデゴー。だがトップチームには定着できなかった。(C)Getty Images

 レアル・マドリーは7月5日、マルティン・ウーデゴーがレアル・ソシエダへ1年間の期限付き移籍をすることを発表した。

 このノルウェー代表FWは昨シーズン、オランダのフィテッセにレンタルされ、公式戦39試合に出場して11ゴール・12アシストとキャリアハイの成績を残したが、マドリーでプレーすることは叶わなかった。

 現在20歳のウーデゴーは、ノルウェーのストレームスゴトセトで弱冠15歳にしてトップデビューを飾り、"神童"と持て囃されたアタッカーだ。

 EU圏内の移籍が可能になる16歳の誕生日を迎えると、リバプール、マンチェスター勢、バイエルン、バルセロナなどメガクラブからのオファーがそれこそ殺到し、15年1月に争奪戦を制したマドリーへの加入が決定した。

 その年の5月にクラブ史上最年少となる16歳157日でリーガデビューを飾ったものの、その後は出番を得られず、レンタル生活が続いている。

 ただ、マドリーと同じラ・リーガでプレーするチャンスを掴んだことで、R・ソシエダで結果を残してジネディーヌ・ジダン監督の目に留まれば、エル・ブランコ(マドリーの愛称)への復帰も夢ではないかもしれない。
 

 久保建英のマドリー・カスティージャ入団が決まった際には、「Bチームでここまで話題になった新加入選手は、ウーデゴー以来」との報道もあった。

 両者は、左利きのアタッカーという共通点もある。久保がウーデゴーと同じ道を辿るのか、それともトップチーム定着を果たすのか。

 まずは新シーズン、ふたりのレフティーがスペインの地で輝く姿を見たいものだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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