マンUがラツィオのセルビア代表MFの獲得に動く!後釜確保でついにポグバを手放すか

2019年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラツィオの要求額は1億ユーロ

強靭なフィジカルに加え足下の技術も高いミリンコビッチ=サビッチ。ポグバの後釜にはお誂え向きだ。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバは、来日中にこの夏の移籍を示唆した。
 
 7月5日には、代理人を務めるミーノ・ライオラが、英紙『The Times』でポグバの移籍希望を明言している。英衛星放送『Sky Sports』によると、ライオラは「ポールが移籍したがっていることは全員が知っている。我々はその手続きにあるよ」と述べた。
 
「監督からオーナーまで、クラブのだれもがポールの希望を知っているよ」
 
 7日にプレシーズンツアーでオーストラリアに向かうユナイテッドだが、ポグバが帯同するか問われると、ライオラ代理人は「何も言えない。私は一日一日を生きている」と答えるにとどまった。
 
 周知のように、ポグバはジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリーや、古巣ユベントス復帰が噂されている。だが、ユナイテッドはポグバを手放したくない以降で、放出する場合も当然ながら多額の移籍金を求めると言われている。
 
 そんななか、イタリアからの知らせは、ポグバの退団を後押しすることになるかもしれない。『Sport Mediaset』によると、ユナイテッドはラツィオのイグリ・ターレSDとセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの移籍に関して交渉するという。
 
 昨夏もメガクラブから関心を寄せられながら、ラツィオに残留した24歳のセルビア代表MFは、今夏こそ移籍が有力視されている。報道によれば、ターレSDはロンドンに出向き、関心を寄せるプレミアリーグのクラブからのオファーに耳を傾けるそうだ。
 
 その中でとりわけ関心を寄せているのが、ユナイテッドだという。Sport Mediasetは、ポグバをマドリーに売却する資金を当て込めば獲得は可能と報道。ポジション的にも同じため、「ミリンコビッチ=サビッチの加入はポグバ退団の前触れとなる」と伝えている。
 
 昨夏はミリンコビッチ=サビッチの売却に1億2000万ユーロ(約150億円)を求めていたラツィオだが、現在の要求額は1億ユーロ(約125億円)とのこと。実際には8000万ユーロ(約100億円)のオファーであれば、受け入れる姿勢のようだ。
 
 いずれにしても大金が動くことになるこのディールは実現するのか。今後の進展が注目される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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