いよいよ今週末、2019シーズンの後半戦に入るJ１第18節が、７月６日・７日に開催される。それに先立ちJリーグは４日、公式サイトで達成間近の記録を発表している。

　なかでも可能性がある個人記録のひとつは、小林悠のJ１通算100得点で、記録達成まであと1得点だ。小林は2017年シーズン、自身最多となる23得点を記録し、川崎のJ１初優勝に貢献。MVPと得点王のダブル受賞を果たし、名実ともにクラブの顔となった。今季はレアンドロ・ダミアンの加入もあり、前半戦はサブに回ることも多くなったが、ここ最近は７試合・６得点を挙げ、攻撃陣を牽引している。次節は、引退を発表したフェルナンド・トーレスが注目を浴びる鳥栖とホームで激突。小林は、元磐田・藤田俊哉氏と並ぶ記念すべき通算100得点に到達することができるか。
 

　また、18節で磐田と激突する鹿島は、あと１勝でJクラブ初の500勝を達成する。２番目に多い横浜が437勝、３位が浦和の413勝となっており、単独でのトップだ。一度もJ２降格の経験がない鹿島だが、これからどこまで白星を積み重ねられるか、記録にも着目して見ていきたい。
 
　J１達成間近の記録は以下の通り。
 
【個人記録】
●J１通算出場
千葉和彦（名古屋）：通算350試合まであと１試合
金 正也（仙台）：通算100試合まであと１試合
三浦弦太（Ｇ大阪）：通算100試合まであと１試合
長澤和輝（浦和）：通算50試合まで あと１試合
 
●J１通算得点
小林 悠（川崎Ｆ）：通算100得点まであと１得点
豊田陽平（鳥栖）：通算100得点まであと４得点
 
【チーム記録】
●J１通算勝利
鹿島アントラーズ：通算500勝まであと１勝
 
●J１通算得点
サガン鳥栖：通算300得点まであと２得点
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部