イニエスタ、ビジャ、トーレスの3人が同時ランクイン! 6月最終週のJトップ10ゴール1位は…

2019年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

元スペイン代表勢がそれぞれ2発を叩き込む!

F・トーレス、イニエスタ、ビジャのゴールが、Jリーグ週間トップ10ゴールでそれぞれランクイン。写真:徳原隆元

 Jリーグは7月2日、公式SNSで6月29日・30日に開催されたJリーグの試合を対象に、週間トップ10ゴールを発表。ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ、FWダビド・ビジャ、サガン鳥栖のFWフェルナンド・トーレスの元スペイン代表勢3名が同時にランクインしている。

 まず、6月21日に引退を発表したフェルナンド・トーレスの今季2点目となる強烈なヘディングシュートが8位に。4分前に今季初ゴールを決めたばかりのF・トーレスは20分、右サイドからのクロスをDF二人に囲まれながらも、強靭なフィジカルを活かしたパワフルな上半身の振りでヘディングシュートを突き刺した。


 2位にランクされたのが、神戸対名古屋の白熱のゴールショーの先陣を切ったビジャのテクニカルな一撃。27分、初瀬亮からのスルーパスに抜け出したビジャが、マッチアップしたジョアン・シミッチを細かい足技で翻弄。最後は鋭い切り返しからループショットで名古屋ゴールを射抜いた。

 そして見事1位に輝いたのは、同じく神戸対名古屋でイニエスタが決めた、まさにワールドクラスと呼ぶべき、圧巻の一発だ。63分、ゴール前でイニエスタがこぼれ球を拾った瞬間、アプローチに行った名古屋MFの米本拓司はイニエスタの右足側を切る形でブロック。しかし、イニエスタは身体の向きとは逆のゴール左隅へ、鮮やかなコントロールショットを放ち、ネットに突き刺した。
 
 この元スペイン代表勢の3人はJ1リーグ17節のゲームで、それぞれ1試合2発の大活躍を見せ、チームを勝利に導いている。

 また、この他ランクインしたゴールでは、10位にロメロ・フランク(町田)の鮮やかなループショット、9位に髙木彰人(G大阪U-23)のトリッキーなボールタッチでDFを翻弄した一撃。7位は遠藤保仁からのスルーパスを見事なトラップから左足のシュートで押し込んだ倉田秋(G大阪)のゴール。6位には原川力(鳥栖)の直接FK弾がランクインされた。

 さらに5位は、後方から走り込んだ永井謙佑の見事なトラップからのループショット、4位は小塚和季とのホットラインから生まれたエース藤本憲明(大分)の技ありトラップからのゴール。3位は同じく大分から、途中出場からの2戦連発弾を放った小林成豪の豪快なミドル弾が選ばれた。

 Jリーグは7月6日・7日、J1は後半戦の18節を開催。J2は前半戦最後となる21節、J3は15節が行なわれる。早くも折り返し点に立ったJリーグ。次節もどんなスーパーゴールが飛び出すのか注目だ。

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