ユベントスがオランダの逸材DFデリフトを獲得! バルサ、パリSG、マンCなどとの“大争奪戦”を制す

2019年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になる契約内容は?

かねてから噂されていたユーベ入りが決定したデリフト(4番)。「憧れ」と語っていたC・ロナウド(7番)との共闘が実現した。 (C) Getty Images

 現地時間7月16日、ユベントスが、アヤックスからオランダ代表DFのマタイス・デリフトの獲得を内定させた。

 ユーベは公式サイトで、同日にデリフトがトリノのカゼッレ空港に到着したことを動画付きで報告。その足でメディカルチェックに向かったことも伝えた。

 メディカルチェックで問題がなければ、晴れて正式契約となるデリフト。移籍の詳細についてまだ明からかになっていないものの、イタリア・メディア『Sky Italia』などによると、移籍金は7500万ユーロ(約93億7500万円)、年俸は750万ユーロ(約9億4000万円)+ボーナスとなったと報じられている。

 また、ミーノ・ライオラ代理人がこだわったとされる契約解除金は、1億5000万ユーロ(約187億5000万円)に設定されたようだ。

 19歳ながら名門アヤックスのキャプテンを担い、18-19シーズンはエールディビジ優勝とチャンピオンズ・リーグ準決勝進出に貢献したデリフトは、そのずば抜けたポテンシャルで、今夏の移籍マーケットでメガクラブ垂涎の存在となっていた。

 バルセロナ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、マンチェススター・シティと、メガクラブがこぞって参戦した"大争奪戦"は、当初、バルサとパリSGがデッドヒートを繰り広げていたが、6月中旬に入ってポールポジションに立ったユーベがライオラ代理人との交渉を巧みに進め、早々に個人合意。クラブ間の話し合いにはやや時間を要したものの、最終的にアヤックス側の条件を飲む形となった。

 16日に公式SNSでデリフトは次のようにファンへ挨拶をした。

「やぁ、ビアンコネーリ。マタイスだ。ここに来られて本当に嬉しいよ」

 オランダ・サッカー界の未来を担う新鋭DFは、新シーズンから智将マウリツィオ・サッリが指揮を執るイタリアの絶対王者でいかなるパフォーマンスを見せるのか。大きな注目を浴びそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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