FC東京、横浜との首位攻防戦で大量4ゴール!永井&D・オリヴェイラが躍動し、連敗を2でストップ

2019年06月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

永井が圧巻のスピードとテクニックで横浜の守備陣を翻弄

ループシュートでチームの2点目を決めた永井は、絶妙なクロスでD・オリヴェイラのゴールをアシストした。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグ17節のFC東京対横浜F・マリノスが29日、味の素スタジアムで行なわれ、4-2でFC東京が勝利。2位・横浜との首位攻防戦を制し、連敗を2で止めた。
 
 先制したのは横浜だった。立ち上がりのペースを握ったアウェーチームは15分、右サイドに出たスルーパスに仲川輝人が追いつき、そのままドリブルを仕掛けてグラウンダーのクロスを供給。GK林彰洋がファンブルしてファーサイドに流れたボールを、マルコス・ジュニオールが押し込んだ。
 
 しかし、FC東京は直後の17分、左サイドからカットインして放ったナ・サンホのシュートがGK朴一圭のミスを誘い、ラッキーな形で同点に追いつく。
 
 さらにFC東京は38分、カウンターから逆転弾を見舞う。左サイドでボールを持った髙萩洋次郎がタメを作り、大きく空いた横浜守備陣の裏にロングパスを落とす。これを2列目から走り込んできた永井謙佑が受け取り、1トラップからループシュート。GK朴が反応して手に当てたが、ボールはそのままゴール方向へと向かい、DFのクリアも間に合わずにネットを揺らした。
 
 耐えてカウンターのチャンスを狙ったFC東京が、思い通りの展開で逆転に成功し、前半を2-1で折り返した。

 後半も横浜がボールを支配し、FC東京がカウンターを狙う展開は変わらない。そんななか迎えた55分、FCと東京の高萩がインターセプトから左サイドに展開してチャンスを創出。ボールを受けた永井がドリブルで仕掛けて浮き球のクロスを送ると、ファーサイドのディエゴ・オリヴェイラが頭で合わせ、追加点を挙げた。
 
 これで完全に試合の主導権を握ったFC東京は62分、コンビネーションで中央を崩し、スルーパスに抜け出した永井がシュート。これはGKに弾かれたが、こぼれ球にD・オリヴェイラが詰めてリードを広げる。

 83分には右サイドを突破され、クロスから仲川にゴールを許したものの、それ以上の追加点は許さず。4-2で終了の笛を聞き、FC東京が勝点3をモノにし、横浜との勝点差を6に広げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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