インテルでの今後が注目されているアルゼンチン代表FWのマウロ・イカルディと、代理人も務める妻ワンダ・ナラの絆の深さは周知の事実だ。

　2018-19シーズンの途中にキャプテンマークをはく奪されたイカルディだが、その一因とされるワンダ・ナラへの愛情に変わりは見られない。だからこそ、26歳のアルゼンチン代表FWと謎の女性とのスクープは世間を賑わせた。

　イタリアのゴシップ誌『Novella 2000』が、路上で黒髪の女性の肩に手をやるイカルディの写真を報じたところによると、女性は金髪のワンダ・ナラとは別人で、両者は良い雰囲気を醸し出していた美女という。

　もしもイカルディがワンダ・ナラを裏切ったとすれば、一大事件だ。選手の去就にも影響を及ぼす可能性がある。

　このスクープを耳にしたのか。日本でバカンス中だったイカルディは、SNSで愛妻との２ショット画像を次々に投稿している。そして６月22日にワンダ・ナラもインスタグラムのストーリーで「情報を伝える時は慎重になることが重要。メディアは事実を伝える義務がある」と、噂を否定した。

　さらに、ワンダ・ナラは、「家族が関係しているならなおさらよ。有名人ではないのに、私の親友と彼女の素晴らしいご主人、そして子どもたちが巻き込まれた」とコメントし、黒髪の女性は友人であり、その家族にまで迷惑がかかると怒りを露にした。

「私や私の家族はそういったことに慣れている。何度も事実とかけ離れた文章や発言、状況がでっち上げられてきたからね。でも、もっとも深刻なのは、メディアが事実を知りながら、でっち上げのニュースで利益を得ようと、ウソを売ろうとすることよ」

　イカルディの裏切り疑惑を自ら払拭したワンダ・ナラは、日本滞在を終え、次の目的地に向かうと明かしている。浮き沈みの激しかったシーズンを終え、束の間のバカンスを続ける夫妻は、強い絆で結ばれたままのようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部