F・トーレスが引退会見で明かす!「最も厄介だった選手は…」

2019年06月23日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

引退会見でキャリアを振り返った

都内で引退会見に臨んだF・トーレス。18年間に渡るキャリアで鳥栖が5つ目のクラブだった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 6月23日、2日前に自身のツイッターで引退を発表していたサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、都内で会見に臨んだ。

 黒のスーツ姿で登壇したF・トーレスは、引退を決意した理由について、次のようにコメントした。

「コンディションの問題もあり、自分が求めているレベルに到達していない。契約はまだ1年あるが、自分の思うようなプレーができないなら、ここで引退をするほうがいいと考えた。

 引退を明かしてから、世界中の様々な選手やファンからメッセージをもらった。偉大なクラブでたくさんのトロフィーを獲得してきたし、これまでの自分のキャリアを誇りに思う」

 また、引退後はアドバイザーとしてクラブに残ることも明かしている。
 
 記者から「最も印象に残っている対戦相手は?」という質問を受けると、「たくさんいるので選ぶのは難しい」と言いながらも、ジョン・テリー(チェルシー)とカルレス・プジョール(バルセロナ)の名前を挙げ、「彼らはとても強靭なフィジカルがあり、ディフェンダーとしての能力も素晴らしかった」と理由を述べた。

 会見で、8月23日のヴィッセル神戸戦――スペイン代表時代の盟友であるアンドレス・イニエスタとダビド・ビジャが在籍していることからこの試合を選んだ――がラストマッチだということを明かしたF・トーレス。"エル・ニーニョ"の雄姿が見られるのも、あと2か月だ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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