元イタリア代表DFカンナバーロ、広州恒大の監督就任へ リッピの勇退で

2014年11月03日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

リッピの下でW杯を制したカンナバーロの就任が確実視。

キャプテンとして06年W杯制覇の原動力となったカンナバーロは、その年のバロンドールにも輝いた。監督としても成功を収められるか。 (C) Getty Images

 中国スーパーリーグの広州恒大は、11月2日に行なわれたリーグ最終戦で山東と1-1で引き分け、リーグ4連覇を達成した。その直後には、マルチェロ・リッピ監督が今シーズンを最後に勇退してテクニカルディレクターに就任、後任監督にはそのリッピの下、2006年ドイツ・ワールドカップを制したイタリア代表で主将を務めたファビオ・カンナバーロが就任することが確実視されている。
 
 テクニカルスタッフは、助監督のマッダロー、GKコーチのランプッラなど、現在のイタリア人グループが留任する見通し。広州恒大では元イタリア代表FWのアルベルト・ジラルディーノ、アレッサンドロ・ディアマンティがプレーしており、中国リーグのイタリア租界となっている。

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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