久保建英はウルグアイ戦での三好康児の2得点に何を感じたのか?「代表での初ゴールは先を越されましたが…」【コパ・アメリカ】

2019年06月22日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「自分が決めなくても誰かが決めて勝てれば問題ない」

真剣に森保監督の言葉を聞く久保。エクアドル戦へ気合いを漲らせた。(C)SOCCER DIGEST

 6月21日、2-2のドローだったウルグアイ戦から一夜明け、日本代表は第3戦のエクアドル戦が行なわれるベロオリゾンテでトレーニングを行なった。
 
 ウルグアイ戦では先発に抜擢された三好康児がA代表2試合目での初得点を含む、2ゴールの大活躍。一方、第1戦のチリ戦でA代表初先発を果たした久保は83分にピッチに登場。見せ場は作れなかったが、チームメイトの活躍には喜びを示した。
 
「2点、自分と同じようなポジションの選手が取ったことは、チームとしても良かったですし、自分は代表での初ゴールは先を越されてしまいましたが、チームを救ったヒーローだと思います。
 
 次の試合、それ(ヒーロー)が誰になるか分からないですが、こうやって良い気持ちで今日も練習に取り組めますし、良い準備ができるので、そういう意味では価値のあるゴールだったと思います」
 
 ポジションを争うライバルのゴールにも「自分が決めなくても誰かが決めて勝てればそれで問題ないです」と語るが、次のエクアドル戦で狙うのは、やはり自身のA代表初得点だろう。
 
 12チームが3つのグループに分かれて戦う今大会のグループリーグは、各組上位2か国に加え、3位チームも成績上位の2か国が決勝トーナメントに進出できる。そのため現在、勝点1でグループC・3位の日本もエクアドルに勝利すれば、ノックアウトステージへ進める可能性がある。久保にはチームをベスト8へ導く仕事が求められるはずだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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