G大阪のU-20代表FW中村敬斗に、ポルトガル1部のポルティモネンセが興味か。現地紙が報じる

2019年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

久保、菅原に続く10代が海外へ?

U-20ワールドカップに出場し、小さくない存在感を発揮した中村。(C) Getty Images

 中島翔哉が今年の1月まで所属していたポルトガル1部のポルティモネンセが、ガンバ大阪に所属するFW中村敬斗に興味を示しているようだ。ポルトガル紙『A BOLA』が次のように報じている。

「ポルティモネンセは昨冬にカタールのクラブ、アル・ドゥハイルに売却した中島翔哉のようなプレーヤーを探している。日本サッカーに深い知識を持っているクラブの会長が次に目を付けたのは、ガンバ大阪のケイト・ナカムラのようだ」

 記事では、ポルティモネンセの関係者が中村獲得に乗り出す可能性を明らかにしたとし、移籍金は現時点では50万ユーロ(約6500万円)であるとの見解を伝えている。
 

 中村は現在18歳。先日、ポーランドで開催されていたU-20ワールドカップにも代表メンバーとして出場した。ゴールこそなかったが、初戦を除く3試合に途中出場し、積極果敢なドリブルとシュートで前線を活性化し、存在感を示した。

 ポルティモネンセには現在、GK権田修一とFW長島滉大が所属している。同紙は、中村がもし加入した場合はU-23チームからのスタートになる可能性が高いとも伝えた。

 ここにきて、同じ18歳の俊英の海外移籍が相次いで発表されている。久保建英はFC東京からレアル・マドリーへの完全移籍、菅原由勢は名古屋グランパスからオランダ1部のAZへの期限付き移籍が決定した。中村もそれに続くのか。動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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