アトレティコが歴代4位の164億円で「ネクスト・ロナウド」J・フェリックスを獲得!グリエーズマンの7番を継承

2019年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

6月にポルトガル代表デビューを飾る

アトレティコ加入が決まったJ・フェリックス。新鋭のパフォーマンスに注目が集まる。(C)Getty Images

 現地時間7月3日、アトレティコ・マドリーが、ベンフィカからポルトガル代表のFWジョアン・フェリックスを獲得したことを発表した。2026年6月30日までの7年契約で、スペイン紙『Marca』などによると、移籍金は1億2600万ユーロ(約164億円)と見られている。

 これは、昨夏にモナコからトマ・ルマールを引き抜く際に費やした7000万ユーロ(約91億円)を大幅に更新するクラブ史上最高額で、Marca紙によると歴代でも4位となるビッグディールだ。

 弱冠19歳のJ・フェリックスは、ベンフィカBから昇格して1年目の18-19シーズン、ポルトガル・リーグで26試合に出場して15ゴールを挙げるなど大ブレイク。ヨーロッパリーグ準々決勝のフランクフルト戦でハットトリックを決め、一躍移籍市場の注目銘柄となった。
 
 6月上旬に開催されたネーションズ・リーグ準決勝のスイス戦でポルトガル代表デビューを飾った19歳の新鋭には、シティとユナイテッドのマンチェスター勢やレアル・マドリー、ユベントスなども触手を伸ばしていたが、アトレティコが争奪戦を制した格好だ。

「ネクスト・ロナウド」とも評されるJ・フェリックスは、セカンドトップやトップ下を主戦場とし、高い得点力に加え、抜群のテクニックを活かしたボールキープやパスセンスにも定評がある。

 背番号は、退団を発表したアントワーヌ・グリエーズマンの7番を継承する。そのフランス代表FWに代わる新エース候補としての期待の表われだろう。

 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの若武者は、高額な移籍金に見合った活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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