【J1ベストイレブン】別格の存在感!久々の先発で結果を出したイニエスタをMVPに!清水の大卒ルーキーも|15節

2019年06月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

仙台からはDF2名をセレクト!

【15節のベストイレブン】

 J1リーグは、6月14日・15日に各地で第15節の9試合が行なわれた。ここでは今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。

 トルステン・フィンク新監督の初陣となった神戸で6試合ぶりのスタメン出場を果たした世界的名手が、いきなり別格の存在感を放った。

 開始早々に、繊細なタッチから高精度のスルーパスで好機を演出したアンドレス・イニエスタは、その後も随所に質の高いプレーを披露。49分には、クロスに見せかけた右足の鋭いニアへのシュートで、貴重な先制点を決めた。久々の先発でいきなり結果を出し、新監督の期待に応えたイニエスタを今節のMVPとした。
 
 さらに神戸からは西大伍も選出。足もとの技術を活かしたドリブル突破など、個の能力を発揮して勝利に貢献した。
 
 アウェーでの連敗記録を7でストップした仙台からは、永戸勝也とシマオ・マテをピックアップ。前者は効果的なクロスを何度も供給し、後者は圧巻の対人の強さで松本の攻撃陣に自由を与えなかった。

 また、鳥栖に逆転勝利した浦和からは、試合終了間際の劇的なゴールでチームを勝利に導いた興梠慎三。C大阪を相手に快勝を収めた鹿島からは、勝利を決定づける鮮烈なミドルを決めた白崎凌兵。最下位を脱出した清水からは、自身プロ初得点となる勝ち越し弾を決め、勝利の立役者となった大卒ルーキーの西澤健太を選んだ。

 そのほか、PK獲得とアシストを記録した広島の森島司。試合を通して好機を演出した川崎の守田英正。最後の砦として何度も危険な場面を救ったG大阪の三浦弦太。GKには、PKセーブなど幾多の決定機を阻止した札幌のク・ソンユンを選出した。
 

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