19歳の守護神・大迫敬介が魅せた“妙技”を南米メディアが絶賛!「チリのエースを辱めた」「偉大なプレー」

2019年06月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「モルンビーでの偉大なるプレー」

バルガス(11番)のハイプレスを華麗にいなした大迫のテクニックに南米メディアも酔いしれた。 (C)REUTERS/AFLO

 コパ・アメリカの初戦でチリ代表と対戦した日本代表は、効率よくゴールを重ねられて、0-4の完敗を喫した。

 南米王者チリに歴然たる経験と個々の力量の差を見せつけられた森保ジャパン。だが、東京五輪世代中心の平均年齢22.3歳のチームは、時折、攻勢を仕掛けて敵ゴールへ迫るシーンも創し、会場を全く沸かせなかったというわけではない。

 そんななか、ペルーで最古の歴史を誇る日刊紙『El Comercio』は、サムライブルーの
GK大迫敬介のワンプレーに着目し、称賛している。

 立ち上がりの15分のことだ。自陣エリア内でバックパスを受けた19歳の若き守護神は、猛然とフォアチェックを仕掛けてくる敵の主砲エドゥアルド・バルガスに対し、右足の裏を使って巧みにボールを横にすらして、ひらりとかわしてみせたのである。

 まるで猛牛をかわす闘牛士のような華麗な振る舞いに『El Comercio』は、「モルンビー(試合会場)での華麗にして、偉大なるプレーだ」とし、次のように絶賛した。

「日本の守護神ケイスケ・オオサコは、エドゥアルド・バルガスを見事にいなし、チリのエースを辱めた。バルガスがその後、そっけなくその場を去ったのは、アジア人の高いスキルに騙され、恥ずかしい思いをしたことを隠すために違いない」

 ただバルガスは、54分に追加点となる2点目、さらに83分にトドメの4点目を決めている。もしかすると、大迫の何気ないワンプレーは、「ターボマン」の愛称を持つ男の闘志に火をつけてしまったのかもしれない。なんにせよ、見事な"妙技"であったことは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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