「現在の状態はすべて監督である私の責任」J2最下位に沈む岐阜が大木武監督の退任を発表

2019年06月18日 サッカーダイジェスト編集部

「多くの優秀な選手がいるにも関わらず…」

退任が発表された大木監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J2のFC岐阜は6月18日、大木武監督の退任を発表した。
 
 大木監督は日本代表のコーチを務めるなど指導歴が豊富で、岐阜の監督に就任して今季で3年目。チームにポゼッションスタイルを植えつけていたが、成績は奮わずに18節を終えて3勝3分12敗の最下位に沈んでいた。
 
 大木監督はクラブを通して以下のようにコメントしている。
 
「日頃よりFC岐阜を応援してくださるファン・サポーター、スポンサー、株主、後援会、FC岐阜に関わるすべての皆様ありがとうございます。この度、私大木武は監督を退任することになりました。多くの優秀な選手がいるにも関わらず、現在のような状態であるのはすべて監督である私の責任です。誠に申し訳ございません。しかし試合はまだまだ続きます。本来の力を発揮し、素晴らしいチームになっていくことを信じております。皆様には引き続き応援、ご支援の程よろしくお願い致します。本当にありがとうございました」
 

 また後任としてロアッソ熊本やカマタマーレ讃岐で監督経験のある北野誠氏の就任が発表された。
 
 北野誠新監督のコメントは以下の通り。
 
「大木武監督の後任としてFC岐阜の監督を受ける事になりました。自分に与えられたミッションは分かっています。もう一度チーム、選手達に自信を取り戻させ躍動感のあるプレーが出来るよう責任を持って取り組んでいく所存です。1試合、1試合を戦う気持ちを前面に出し勝ち点を積み上げていきますので応援よろしくお願い致します」

構成●サッカーダイジェスト編集部
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