「すでに決断は下した」「忙しい夏になる」コンテとセリエAを絶賛したルカクのインテル行きは確定?

2019年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテル新監督コンテを絶賛

2シーズンにわたってユナイテッドで活躍してきたルカクは、今夏にイタリア・サッカー界に拠点を移すのだろうか。 (C) Getty Images

 その去就が注目されているマンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクが、インテルのターゲットであるのは、もはや周知の事実だ。

 当人も、今夏は移籍を巡ってあわただしくなると覚悟している。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ベルギー代表で2得点をあげたルカクは、「忙しい夏になると思うか? イエスだ。そう思っている」と述べている。

「僕はユナイテッドと契約を結んでいる。だから彼ら次第だ。クラブや代理人と話して、ベストの決断を下すよ。今は家族とバカンスを楽しみたい。自分が何をするかは分かっている。でも、言いたくない」

 先月末にインテルの新監督となったアントニオ・コンテは、チェルシーを率いていたときも、当時エバートンに所属していたルカクの獲得を望んでいた。26歳の大型FWは、イタリア『Sport Mediaset』で、「コンテがインテルに行ったのは良いことだ。僕にとって、彼は世界最高の監督だよ」と、イタリア人の智将に賛辞を寄せている。

「今後について、僕はすでに決断を下した。契約をかわしているユナイテッドへの敬意から、それを公にすることはできないけどね」
 
 さらに、以前からイタリアへの関心を隠さないルカクは、「僕はセリエAの大ファンなんだ。僕の親しい人なら、プレミアリーグとセリエAでプレーするのがずっと僕の希望だったと知っている」と続けた。

「クリスチアーノ・ロナウドもイタリアに行った。マウリツィオ・サッリもユベントスに行く。ナポリにはカルロ・アンチェロッティもいるよね。面白いセリエAになるはずだ」

 イタリアへの思いを膨らませている様子のルカク。キャリアの最盛期を迎えているベルギー代表ストライカーは、いかなる決断を下したのだろうか。今後の動向からも目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事