【2014 J1寸評・採点|30節】清水対広島

2014年10月27日 週刊サッカーダイジェスト編集部

清水対広島

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト11.11号(10月28日発売)より
 
【清水】
[GK]
1 櫛引政敏 5 
ファインセーブを見せた半面、クリアミスなどピンチを作る場面も。
[DF]
19 ヤコヴィッチ 5 
佐藤と石原の熟練の動きに惑わされ、未熟な面を露呈してしまった。
3 平岡康裕 5.5 
ライン統率で力を発揮したいところだが、リスク管理に不安を残す。
28 吉田 豊 5 
シュートは良かったが、監督が要求した「サイドの起点」にはなれず。
17 河井陽介 5.5 
前半は高いポジション取りができた一方、後半は出足が鈍った印象。
[MF]
15 藤田息吹 5.5 
ボール奪取力はしっかり見せただけに、周囲との連係不足が惜しい。
7 本田拓也 5.5 
怪我の影響もあり、わずか53分で交代。1試合フルで戦いたかった。
16 六平光成 5.5 
トップ下での動きは及第点。やはり守備よりも攻撃で活きる選手だ。
8 石毛秀樹 5.5 
チーム最多の4本のシュートを放ち、攻めの姿勢は感じられたが…。
10 大前元紀 5.5 
ポジションを流動的に変えるなど工夫を見せただけに、次節に期待。
[FW]
18 ノヴァコヴィッチ 5.5 
トラップ→シュートで魅せる場面もあったが、如何せんゴールが遠い。
[交代出場]
11 高木俊幸(FW) 6 
スペースを消されていたなかで、相手に脅威を与える動きを見せた。
20 竹内 涼(MF) 6 
クサビのパスを出すなど、縦への意識をチームに与えたのは大きい。
22 村田和哉(MF) 6 
スペースを消されていたなかで、相手に脅威を与える動きを見せた。
[監督]
大榎克己 5.5 
戦前に建てたプランは間違っていなかったが、失点の時間が早過ぎた。
 
【広島】
[GK]
1 林 卓人 6 
許した1点はノーチャンス。それ以外は雨のなかでも安定していた。
33 塩谷 司 6.5 
先制ゴールを生む的確なロングパスを通すなど、才能を存分に発揮。
5 千葉和彦 6 
苦しい時間帯を凌いでしっかりチームを統率し、勝利を呼び寄せた。
4 水本裕貴 6 
相手のポジションチェンジにも慌てず対応し、ゴール前に壁を築いた。
[MF]
18 柏 好文 6 
無駄走りをものともしない献身性に加え、強烈なシュートも見せた。
6 青山敏弘 6 
的確なパスでボールを散らしてゲームメイク。中盤をピリッと締めた。
30 柴﨑晃誠 6 
多くの時間を守備に費やすが、最後に強烈なミドルシュートを放つ。
16 山岸 智 6.5 
的確な攻め上がりから2点目を演出し、戦術眼の高さ感じさせた。
9 石原直樹 7 
狙いどおりの見事な先制ゴールを奪い、チームに流れを引き寄せる。
24 野津田岳人 6 
要所で輝きを放つも、もっと高い次元でのプレーも可能なはずだ。
[FW]
11 佐藤寿人 6.5 
ゴールを常に狙う動きで11年連続2桁ゴールという大記録を樹立。
[交代出場]
7 森﨑浩司(MF) 6 
多彩なアイデアを使ってリズムを変えた。時間の使い方も上手い。
29 浅野拓麿(MF) 6 
ボールを浮かせたトラップからの突破で清水ゴールに襲いかかった。
27 清水航平(MF) 6 
村田のスピードに負けないタフさを発揮。役目はある程度こなした。
[監督]
森保 一 6 
リードしながらも迷わず交代のカードを切り、攻撃的な姿勢を示した。
 
[試合内容]
立ち上がりは清水がペースを握るが、決定機を逸すると広島の反撃に遭う。28分に広島がカウンターから先制し、39分にも石原が2点目。さらに佐藤の11年連続2桁ゴールも生まれ、清水は高木俊のミドルで1点を返すのが精一杯。
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