【総体予選】土曜日は愛知と香川で代表校が決定! あなたの出身県はどの強豪が本大会へ?

2019年06月08日 高校サッカーダイジェスト編集部

青森山田、東福岡などこれまでに33校が名乗り!

接戦を1-0で制した名経大高蔵イレブン。タイムアップの瞬間、歓喜が弾けた。写真:滝川敏之

 6月8日、インターハイ(高校総体)予選の地区決勝が愛知と香川で開催され、名経大高蔵と四国学院大香川西が本大会出場を決めた。
 
 今年度から「2枠→1枠」に減枠となった愛知。県決勝は快晴のもと、岡崎城西と名経大高蔵の顔合わせで行なわれた。ダイレクト志向の強い前者とショートパスを繋ぐ後者の対決はいきなり前半9分に均衡が破れる。名経大高蔵はCKのチャンスから沢田のヘディング弾で先制に成功した。その後は互いに持ち味を出して一進一退の攻防を続けるも、なかなかゴールが生まれず、とりわけ終盤は岡崎城西が猛攻を仕掛けたが……。試合はこのままタイムアップ。虎の子の1点を死守した名経大高蔵が2年ぶり2回目の栄誉を勝ち取った。
 
 香川決勝は、四国学院大香川西と大手前高松が雌雄を決した。試合は立ち上がりから互いが自慢の攻撃力を前面に押し出す、実力伯仲の攻防戦に。拮抗したゲームは0-0のまま前半を折り返すと、後半開始早々に激しく動く。大手前高松が谷本のゴールで先制すると、四国学院大香川西も負けじとすぐさま箱崎が豪快ミドルで決め、同点に追いつく。そして一進一退のせめぎ合いが続いていた後半19分、四国学院大香川西はふたたび箱崎がゴールをこじ開ける。左サイドから放った鋭いクロスボールがそのままゴールに吸い込まれたのだ。鮮やかに逆転劇を完遂した四国学院大香川西が2-1で勝ち切り、2年ぶり11回目の出場を掴んでいる。

 明日日曜日は山形(羽黒vs山形中央戦)、兵庫(芦屋学園vs三田学園戦)、岡山(作陽vs就実戦)、広島(如水館vs広島皆実戦)、山口(西京vs聖光戦)、愛媛(今治東vs新田戦)の6会場で代表校が決定する。同じく9日に開催予定だった和歌山決勝(初芝橋本vs和歌山北戦)は翌10日に順延となった。

 今年度のインターハイは南九州で行なわれ、サッカー競技は男女ともに沖縄県内で開催される(7月25日開幕)。男子は埼玉、千葉、愛知の出場枠が2から1となり、全52チームが参加。女子は例年と変わらず16チームで、各地域大会に割り振られた出場枠を争う。

【インターハイ予選 愛知県PHOTO】岡崎城西0-1名経大高蔵|名経大高蔵が1点を守り切り、2年ぶり2回目の全国切符を勝ち取る

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