「カマダはフランクフルトで新しいスタートを切る」鎌田大地は来季ブンデスでプレーか?ドイツ紙が報じる

2019年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

点取り屋ヨビッチはR・マドリーへ移籍

ベルギーで躍動し、日本代表にも選出された鎌田。来季はどこでプレーするのか…。 (C) Getty Images

 昨冬、ブンデスリーガのフランクフルトから、日本企業『DMM.com』がオーナーを務めるベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に、1年のレンタルで加入した鎌田大地。2018-19シーズンは公式戦で15ゴールを決めるなど結果を残し、どうやら新シーズンはフランクフルトに戻って戦うようだ。地元紙『Frankfurter Rundschau』が報じている。

 今シーズン、ヨーロッパリーグでベスト4に進出するなど快進撃を見せたフランクフルトは、この夏の移籍市場で主力が大量に抜けることが予想されている。すでに先日、主砲のルカ・ヨビッチがレアル・マドリーに入団することが発表された。

 そのほか、セバスティアン・アレも移籍が濃厚であり、レンタルで加入しているマルティン・ヒンターエッガー(アウクスブルク)、セバスティアン・ロデ(ドルトムント)らの去就も不透明。そのため、同紙は主力として活躍した選手たちの穴埋めに、「レンタルに出している選手たちの帰還が、戦力補強のファクターとなる」と指摘している。

 そのレンタル組のひとりである鎌田について「ベルギーで素晴らしい1年を過ごしたカマタはクラブに戻る。そして、フランクフルトで新たなスタートを切ることになるだろう」と報じた。とりわけアタッカーが駒不足になるため、クラブは売却しないだろうという見通しのようだ。

 一方で、鎌田にはトルコの強豪クラブなどが興味を持っているという現地報道もある。ベルギー紙『Het Belang van Limburg』は、「STVVは(レンタル期間を延長したうえでの)残留を飲んでいるが、本人は5大リーグでやりたいという意向が強いことから、引き止めは難しいのではないか」と報じている。

 ベルギーの地でブレイクを果たし、A代表デビューも飾った鎌田。来季はフランクフルトに戻り、長谷部誠とともにブンデスの舞台で戦うのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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