ネイマールに性的暴行を受けたと主張する女性が激白「攻撃的な人間に豹変した」「金銭の補償でなく正義を」

2019年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

スポンサーは広告起用を停止

6月5日のカタール戦で右足首を負傷したネイマール。コパ・アメリカの欠場が決定した。(C)Getty Images

 ピッチでは故障で地元開催のコパ・アメリカを欠場することが決まり、ピッチ外では性的暴行疑惑と、ネイマールはまさに踏んだり蹴ったりだ。

 疑惑が浮上してから、「WhatsApp」での赤裸々なメッセージのやり取りも公開するなど、ネイマールは潔白を強調している。一方で、被害を主張する女性は、母国ブラジルのテレビに出演し、暴行があったと訴えた。英公共放送『BBC』が報じている。

『SBT Brasil』のインタビューで、女性は自分が「モデルでインテリアデザインを勉強している学生で、普通の人間」とし、子どもがおり、ネイマールに惹かれてパリのホテルに向かい、選手と肉体関係を持つことを望んでいたと話した。
 

 当初は合意のうえで性的関係を持つことへの準備があったと認めつつ、女性はネイマールがコンドームの使用を拒み、それから暴力的になって、暴行を振るわれたと主張。「メッセージをやり取りしていた男性とはまったく別の、攻撃的な人間に豹変した」とし、「レイプと暴行」を受けたと訴えている。

 部屋での様子を映した動画も出回っているが、女性は「金銭の補償でなく正義を望んでいる」と強調。一方、ネイマールの父親は、動画がネイマールの無実を証明するもので、暴行疑惑はでっち上げと主張している。

 ブラジルのボルソナロ大統領は5日に病院でネイマールを見舞い、「早くしっかり治してほしい」と回復を願うとともに、「難しい時期にあるが、私は彼を信じている」と述べた。

 一方で、スポンサーの『マスターカード社』は、状況が明確になるまで、広告でネイマールを起用することを停止することを発表している。

 ネイマールやクリスチアーノ・ロナウドなど、スーパースターに疑惑がかけられているサッカー界。真相は明らかになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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