元マドリー指揮官ロペテギがセビージャの監督に就任!急落した評価を取り戻せるか

2019年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーでは開幕10試合で解任

新シーズンからセビージャを指揮するロペテギ。CL出場獲得が至上命題となる。(C)Getty Images

 6月4日、セビージャが公式ツイッターで、ジュレン・ロペテギ新監督の就任を発表した。入団会見は5日に行なわれる予定だ。

 スペイン紙『Marca』などが報じたところによると、2022年までの3年契約を結んだという。

 現役時代はGKとしてレアル・マドリーやバルセロナでもプレーしたロペテギは、02年に現役を引退した。その後は指導者の道に進み、ユース年代のスペイン代表の監督を歴任。その後に指揮を執ったポルトでの手腕が評価され、16年6月にスペイン代表の指揮官に抜擢された。

 ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)では、就任後20戦無敗の好成績を残したが、昨年のワールドカップ開幕直前、大会終了後にマドリーの監督に就任することを電撃発表したため、即座に解任される憂き目にあった。
 
 そのマドリーでも、ラ・リーガ10試合で4勝2分け4敗と結果を残せず。宿敵バルサとのクラシコで1-5の大敗を喫した直後に、任を解かれていた。

 昨夏、ジローナを躍進をさせたパブロ・マチン監督を迎えたセビージャは、シーズン序盤こそ首位争いをするなど好調だったものの、徐々に失速。今年3月にマチンを解任し、ホアキン・カパロスSDが暫定的に采配を振るった後も不安定な戦いが続き、目標であるチャンピオンズ・リーグの出場権を逃していた。

 すっかり評価を落としたロペテギは、セビージャで失地回復なるか。その手腕に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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