ポドルスキにメキシコの強豪モンテレイ移籍説が浮上! 今季限りで神戸は退団か…

2019年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

近日中に話し合いへ

入団以来、神戸を力強く牽引してきたポドルスキにメキシコからの誘いが舞い込んだようだ。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの動向に関して、気になる情報が舞い込んだ。

 現地時間6月3日、メキシコ最大の日刊紙『Diario Reforma』をはじめとする複数の中南米メディアが、ポドルスキが同国の強豪モンテレイへ移籍する可能性があると報じている。

 2017年7月にガラタサライから神戸に加入したポドルスキは、後に続くアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャらの大型補強の流れを生む先駆けとなった一人だ。

 主将として臨んだ今シーズンは、4月のファン・マヌエル・リージョ監督の契約解除とともに、キャプテン降板を発表。さらに怪我にも見舞われて、J1は8試合で2ゴールにとどまっている。
 
 そんな34歳の元ドイツ代表FWに降って湧いたのが、メキシコクラブへの移籍説だ。『Diario Reforma』によれば、興味を抱いているというモンテレイは2020年1月までとなっている神戸の契約満了後にポドルスキをフリーで獲得することを画策中で、今後数日のうちに本人を含めた関係者と話し合いの場を設けると報じている。

 モンテレイはメキシコ・リーグを4回、北中米カリブ海王者を決めるCONCACAFチャンピオンズ・リーグを3度制した強豪クラブ。在籍選手もメキシコ代表DFのミゲル・ラジュンやアルゼンチン代表MFのマキシミリアーノ・メサなど多士済々で、本人もやる気を見出すかもしれない。

 同じくポドルスキの動向について報じたペルー・メディア『Depor』は、同選手が神戸でトップクラスの高給取りであることを伝えたうえで、次のようにも綴っている。

「もしも、モンテレイが、ポドルスキを取りにいく場合はフリーエージェントでないと不可能だ。となれば、来年の初めまで待たなければならないだろう。MXリーグで元アーセナル戦士を見られるのは、次のシーズンからになるだろう」

 果たして、ポドルスキはメキシコへ去っていってしまうのか。その去就の行方には引き続き注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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