【U-20W杯】韓国指揮官のジャパン評。16強の相手、日本をどう見ているのか?

2019年06月03日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

「日本戦はモチベーションになります」

韓国のチョン・ジョンヨン監督が日本戦に向けて会見を行なった。(C)SOCCER DIGEST

 U-20ワールドカップの日本戦に向けて2日、韓国代表のチョン・ジョンヨン監督が会見を行なった。
 
 4日に行なわれる日韓戦は宿敵同士の一戦。チョン・ジョンヨン監督は「対日本はモチベーションになります。ライバルですから。ただ、他のチームに対してもライバルですから、同じようにモチベ―ションになります」とライバル意識を覗かせつつも、冷静な見解を示した。そのため、「日本は対戦相手のそれ以上でもそれ以下でもないですから、プレッシャーよりも試合にフォーカスしたい」と述べている。
 
 とはいえチョン・ジョンヨン監督は、日本について次のような印象を持っているという。

「対戦相手としてまとまり、チームとしての結束力が高いと思います。一人ひとりの才能も優れていて、日本はプレッシャーをかけるのが非常に上手い。組織的な展開を得意としている」
 
 韓国代表指揮官が称えたのは、日本のチーム力。たしかに、メキシコ戦で相手エースのディエゴ・ライネスを封じたように、ここまでまとまりのある組織的なプレッシャーが機能していた。
 
 敵将が評価するように、韓国戦はチーム一丸となって戦いたい。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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