アーセナルなどで活躍した名手レジェスが交通事故で他界。スペイン国内を中心に広まる哀悼の声

2019年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

早朝に交通事故で…。

類まれな技巧で観る者を魅了した名手レジェスが、この世を去った。 (C) Getty Images

 ショッキングなニュースが舞い込んだ。現地時間6月1日、元スペイン代表MFのホセ・アントニオ・レジェスが交通事故により急死した。35歳だった。

 レジェスは下部組織時代から所属していたセビージャで、16歳だった2000年にトップチームデビューして台頭。2004年1月に移籍したアーセナルでは、「無敵」と称されたチームの一員として、それぞれ1回ずつプレミアリーグとFAカップのタイトルを手にした。

 イングランドで声価を高めたレジェスは、2006-07シーズンにレンタルでレアル・マドリーに移籍。その後、アトレティコ・マドリーでのプレーを経て、2012年にセビージャに復帰。5シーズン在籍したのち、エスパニョールやコルドバを渡り歩き、今年1月からはラ・リーガ2部のエストレマドゥーラUDでプレーしていた。
 
 また、2003年に初招集されたスペイン代表では、2006年のドイツ・ワールドカップで主力としてプレーするなど、しっかりとした実績を残していた。

 そんな名手の訃報を報じた英公共放送『BBC』によれば、早朝に衝突事故を起こして、帰らぬ人となったという。

 なお、「最悪のニュースを伝えなければならない」と記したセビージャをはじめ、ラ・リーガやエスパニョールなどが、SNSを通じて哀悼のメッセージを送っており、名手の死というショッキングな出来事がサッカー界に波紋を広げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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