J１リーグは、10月22日までに29節を終え、５試合を残すのみとなった。
 
　優勝争いは、現実的に見れば首位の浦和から５位の鳥栖までに絞られたと言えるだろう。また、残留争いも29節に徳島の降格が決まり、残るふたつの自動降格を回避すべく13位の仙台から17位のC大阪までの５チームが争っている状況だ。
 
　覇権を争う上位の各５チームと、残留を争う下位の各５チームは、この終盤戦をいかなるシナリオをもって戦うつもりなのか。『週刊サッカーダイジェスト』のチーム担当記者が、クライマックスの戦いを展望する。

J１リーグ順位表（29節終了現在）
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順位	ﾁｰﾑ名	勝点	試	勝	分	敗	得	失	得失差
1	浦和	57	29	17	6	6	48	26	22
2	G大阪	52	29	16	4	9	51	28	23
3	川崎	51	29	15	6	8	49	34	15
4	鹿島	50	29	15	5	9	55	34	21
5	鳥栖	50	29	16	2	11	36	29	7
6	FC東京	45	29	12	9	8	42	25	17
7	柏	45	29	12	9	8	37	37	0
8	横浜	43	29	12	7	10	33	26	7
9	広島	42	29	11	9	9	37	32	5
10	神戸	42	29	10	12	7	43	40	3
11	新潟	38	29	10	8	11	24	30	-6
12	名古屋	37	29	10	7	12	37	42	-5
13	仙台	33	29	8	9	12	28	41	-13
14	大宮	31	29	8	7	14	38	53	-15
15	清水	31	29	9	4	16	35	50	-15
16	甲府	30	29	6	12	11	20	29	-9
17	C大阪	29	29	7	8	14	31	36	-5
18	徳島	13	29	3	4	22	15	67	-52