「中国のSNS上で5900万PVを記録した」
悪ふざけがすぎたU-18韓国代表イレブン。この写真はあっという間に世界中に拡散した。(C)Getty Images
中国で行なわれていた国際ユース大会「パンダ・カップ2019」。U-18韓国代表はタイ、ニュージーランド、中国を連破して見事優勝を飾り、表彰式で歓喜を爆発させた。
問題のシーンが映し出されたのはそれからだ。チームを率いるキム・ジョンス監督が記者会見に出席している最中、選手たちの悪ふざけがエスカレート。地面に置かれた優勝トロフィーに片足を乗せて高笑いする選手の画像が写真に収められ、中国版ツイッター「ウェイボー」などを通じてこれが瞬く間に拡散。猛烈なバッシングを浴びるに至ったのである。
事態を重く見た大韓サッカー協会はすぐさま大会を運営する成都サッカー協会に対して代表者が謝罪に向かい、中国サッカー協会にも公式な謝罪文を送付。だが主催者側は優勝の剥奪を通告し、「もう2度と招待しない」と怒りが収まらない。中国のみならず韓国国内でもその愚行に対する非難は止まず、「我が国の恥だ!」「情けない」などメディアの論調も辛辣だ。
5月29日に起こったこの"トロフィー・スキャンダル"。2日が経過してもなかなか終息の気配を見せないなか、欧州の主要メディアも大々的に取り上げるに至り、さらに波紋が広がっている。
英公共放送『BBC』は「実に不適切なパフォーマンスで、韓国チームが優勝を剥奪された」と銘打ち、「あろうことかある選手が、トロフィーを踏みつけながら優勝の喜びを表現した。中国国内で怒りの声が沸き上がり、彼らは謝罪に追い込まれた」と報道。「中国のSNS上では件の写真の閲覧数がほんの数時間で5900万回を記録した」とも伝えている。
問題のシーンが映し出されたのはそれからだ。チームを率いるキム・ジョンス監督が記者会見に出席している最中、選手たちの悪ふざけがエスカレート。地面に置かれた優勝トロフィーに片足を乗せて高笑いする選手の画像が写真に収められ、中国版ツイッター「ウェイボー」などを通じてこれが瞬く間に拡散。猛烈なバッシングを浴びるに至ったのである。
事態を重く見た大韓サッカー協会はすぐさま大会を運営する成都サッカー協会に対して代表者が謝罪に向かい、中国サッカー協会にも公式な謝罪文を送付。だが主催者側は優勝の剥奪を通告し、「もう2度と招待しない」と怒りが収まらない。中国のみならず韓国国内でもその愚行に対する非難は止まず、「我が国の恥だ!」「情けない」などメディアの論調も辛辣だ。
5月29日に起こったこの"トロフィー・スキャンダル"。2日が経過してもなかなか終息の気配を見せないなか、欧州の主要メディアも大々的に取り上げるに至り、さらに波紋が広がっている。
英公共放送『BBC』は「実に不適切なパフォーマンスで、韓国チームが優勝を剥奪された」と銘打ち、「あろうことかある選手が、トロフィーを踏みつけながら優勝の喜びを表現した。中国国内で怒りの声が沸き上がり、彼らは謝罪に追い込まれた」と報道。「中国のSNS上では件の写真の閲覧数がほんの数時間で5900万回を記録した」とも伝えている。
さらに欧州衛星放送局『Eurosport』も「目を疑いたくなる光景」と題し、「韓国の若者たちは羽目を外しすぎた。騒動になってから気づいて謝罪をしたものの、あとの祭りだった」と断じる。そして英紙『The Sun』は「なんとも野蛮で下品な行為に驚かされる。なかにはトロフィーのカップに向かって排尿するポーズをした選手もいたという。嘆かわしい事実で、中国の関係者が"重大な侮辱"と捉えるのも致し方ない」と論じた。
大韓サッカー協会は公式サイトで謝罪文を掲載。「6月中に公正委員会を開催し、関係者に対する処分を検討していきます」とし、事態の鎮静化に努めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
大韓サッカー協会は公式サイトで謝罪文を掲載。「6月中に公正委員会を開催し、関係者に対する処分を検討していきます」とし、事態の鎮静化に努めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部