バルサの新監督候補にベルギー代表指揮官が浮上!CL&国王杯敗退で批判が集まり…

2019年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

会長はバルベルデ監督を擁護

ロシアW杯でベルギーを3位に導いたマルティネス。その攻撃的なスタイルはバルサのサッカーにマッチしそうだが……。(C)Getty Images

 リバプールとのチャンピオンズ・リーグ準決勝で大逆転負けを喫した後も、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、エルネスト・バルトメウ会長の続投を強調してきた。

 ただ、それはコパ・デル・レイのタイトルを失う前の話だ。

 現地時間5月25日、5連覇を懸けて臨んだコパ・デル・レイ(国王杯)決勝で、バルサはバレンシアに1-2で敗北。2年連続の国内2冠達成を逃した。

 リバプール戦に続くショッキングな敗戦に、チームやバルベルデ監督には批判の声が集まっている。

 そんななか、地元カタルーニャのラジオ局『RAC1』が、ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督がバルサの新指揮官候補に浮上したと報じた。

 クラブはバルベルデへの支持を表明しながらも、水面下ではタフなトレーニングを要求し、攻撃的なサッカーができる指揮官の招聘を画策しており、その候補としてマルティネスはリストアップされているという。
 
 現在45歳のスペイン人指揮官は、イングランドのスウォンジー、ウィガン、エバートンの監督を歴任し、16年からベルギー代表を率いている。タレント軍団をまとめ上げ、昨年のロシア・ワールドカップで3位に導いた手腕は、高く評価されている。

 W杯終了後に2020年までの契約延長を行なっているが、ほかでもないバルサからのオファーとあれば、マルティネスが交渉の席に着く可能性は十分になる。はたして、リーガ連覇を達成したバルベルデの首を斬り、マルティネスを招聘に動くのか。その動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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