EL出場権を懸けたベルギーリーグのファイナルマッチでシャルルロワ惜敗…森岡亮太は途中交代

2019年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

森岡は2点目のきっかけを作るも、後半に途中交代

EL出場まであと一歩のところまで勝ち進んだシャルルロワの主力として貢献したが…。 (C) Getty Images

 現地時間5月25日、ベルギーリーグのプレーオフファイナルが行なわれた。勝てばヨーロッパリーグ予選出場権が与えられる一戦で、プレーオフ2を勝ち上がったシャルルロワは、プレーオフ1を4位で終えたアントワープと対戦し、2-3で敗北した。

 シャルルロワ所属の森岡亮太は3-5-2の攻撃的MFで先発出場。試合は、開始1分でシャルルロワが1点を決め、11分にはペナルティエリアに攻めあがった森岡の仕掛けからFKを獲得。これをシャルルロワのドリアン・ドセオレイルが直接決め、幸先よく2点を先制する。

 しかし、ここからゲームの流れは一気に加速する、

 16分にアントワープに1点を返されると、20分に3バックの1角、ジショコ・ザイコフのラフプレーにレッドカードが提示されて一発退場。このファウルで獲得したPKをきっちり決められて2-2とされる。

 数的不利となったシャルルロワは、3バックから4バックに変更。森岡は守備的MFの位置まで下がってのプレーを強いられた。

 前半はどうにかドローのまま折り返したが、後半はアントワープが躍動する。後手に回ったシャルルロワの守備網をかいくぐり、67分に先制点を決めたアントワープのディアメルシ・ムボカニに今日2点目を頭で叩き込まれ、2-3とシャルルロワは窮地に立たされる。

 守備に追われる時間が続いたなか、森岡は74分にピッチを退く。しかし、シャルルロワは守備を固めてカウンターを狙うものの、アントワープの堅守を破ることができず。

 後半アディショナルタイムにはムボカニに最終ラインの突破を許してGKと1対1の場面に持ち込まれるなど、劣勢のまま試合を終えた。

 結果、アントワープが来シーズンのEL予選出場権を獲得。プレーオフ2から勝ち上がったシャルルロワは、あと一歩のところでELの切符を逃してしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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