バルサ、国内2冠の夢破れる!カウンターが炸裂したバレンシアが11年ぶりの国王杯制覇!

2019年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半で2点をリード

11年ぶりにコパ・デル・レイを制したバレンシア。バルサの5連覇を阻止する価値ある戴冠だった。(C)Getty Images

 現地時間5月25日、ベティスの本拠地ベニート・ビジャマリンでコパ・デル・レイ(国王杯)の決勝が行なわれ、バレンシアが4連覇中のバルセロナを2-1で撃破。11年ぶり8度目の戴冠を果たし、創立100周年に花を添えた。

 バレンシアは、開始5分にいきなりビッグチャンスを掴む。クレマン・ラングレのバックパスのミスを拾ったロドリゴがGKヤスパー・シレッセンをかわしてシュート。ジェラール・ピケのカバーに防がれゴールには至らなかったものの、これで流れを掴む。

 21分には、ガブリエウ・パウリスタのロングフィードを受けた左SBホセ・ルイス・ガヤが折り返し、ケビン・ガメイロがジョルディ・アルバをかわして右足でシュート。戦前の予想に反して先制点を叩き出す。

 さらに33分にも、得意のカウンターが炸裂。ダニエル・パレホのスルーパスに反応したカルロス・ソレールがジョルディを振り切ってクロスを上げると、ロドリゴがヘッドでゴールにねじ込み、リードを広げる。

 バレンシアのコンパクトな守備に苦しみ、なかなかチャンスを作り出せないバルサは、44分にリオネル・メッシ、45分にイバン・ラキティッチが続け様に左足でシュートを放つも、GKハウメ・ドメネクの好セーブで防がれる。
 
 前半で2点のビハインドを負ったバルサは、後半頭からアルトゥールとネウソン・セメドに代えて、アルトゥーロ・ビダルとマウコムを投入。55分には、そのマウコムとのコンビネーションでエリア内に進入したメッシが、左足のアウトサイドでシュートを狙うも、ポストに嫌われる。

 迎えた73分、CKに合わせたラングレのヘッドはドメネクに防がれたものの、メッシが詰めて1点を返す。

 その後も猛攻を仕掛けるも、バレンシアの身体を張ったディフェンスに防がれ、あと1点が奪えない。結局1-2で敗れたバルサ。2シーズン連続の国内2冠の夢が潰えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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