【ルヴァン杯】J2長崎が首位突破の札幌とともにPOステージへ!! 前回王者の湘南、準Vの横浜は敗退…|Aグループ

2019年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

湘南は2点差を追いつく執念を見せるもグループ敗退

湘南戦で先制点を奪ったルーカス・フェルナンデス。持ち前の突破力はこの日も健在だった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ルヴァンカップは5月22日、各地でグループステージ6節を開催。大混戦となったAグループは、北海道コンサドーレ札幌とJ2から参加のV・ファーレン長崎がグループステージを突破し、プレーオフステージ進出を決めた。

 Shonan BMWスタジアム平塚で行なわれた前回王者・湘南ベルマーレと札幌の一戦は、34分にルーカス・フェルナンデスのゴールで札幌が先制すると、後半立ち上がりにも金子拓郎が決めて札幌が2点をリード。湘南はここから浦和戦劇的勝利の立役者のひとり、菊地俊介が71分に追撃弾を奪い、なおも後半アディショナルタイムに野田隆之介が同点弾を奪ったが、2-2でドロー決着。この結果、湘南は勝点7で最下位が決まり、連覇の夢はついえた。一方の札幌は勝点9で首位通過が決まった。

 また、トランスコスモススタジアム長崎で行なわれた長崎と横浜F・マリノスの一戦は、開始7分に吉岡雅和のゴールで先制した長崎が、60分にも長谷川悠の追加点でリードを広げる。天野純のゴールで1点差に詰め寄られるものの、後半アディショナルタイムに木本祐規のダメ押し弾で突き放した長崎が、3対1で勝利を収めた。その結果、長崎と横浜はともに勝点8で並び、当該チーム同士の対戦成績で1勝1分けと上回った長崎が2位通過を果たした。全6試合での得失点差では、横浜が長崎を上回っていた。

 これで、Aグループは1位の札幌、2位の長崎がプレーオフステージ(6月19日・26日)に進出決定。一方、昨年の大会王者である湘南と、準優勝の横浜のファイナリスト2チームがグループステージで姿を消す結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【ルヴァン杯PHOTO】湘南2-2札幌|湘南の猛追を振り切り札幌が2年ぶりとなるプレーオフ進出!昨年王者の湘南は2点差追いつくも無念の敗退
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