「日本と中国からオファーが」元韓国代表のアウクスブルクMF、Jリーグ入りの可能性が浮上

2019年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

契約延長交渉がまとまらず、退団が濃厚

今シーズンは26試合に出場して2ゴールを挙げたク・ジャチョル。監督は残留を望んでいたが……。(C) Getty Images

 ブンデスリーガのアウクスブルクに所属する元韓国代表MFのク・ジャチョルに、アジア帰還の可能性が浮上している。

 独老舗サッカー専門誌『kicker』が「ク・ジャチョルはアウクスブルクでの通算5年6か月(のプレー)に区切りをつけ、退団する意向のようだ」と報じた。

 ク・ジャチョルは、ヴォルフスブルクに所属していた2012年1月、レンタルでアウクスブルクに加入し1年半プレーした。その後いったん保有元に戻り、マインツを経て、再びアウクスブルクのユニホームに袖を通したのが15年8月。今度は完全移籍で、その後4年に渡ってチームを支えた。

 同誌によれば、ク・ジャチョルはこの6月で契約が満了するため、マーティン・シュミット監督の希望もあり、クラブ側から契約延長のオファーを受けていた。だが、交渉は難航し、合意は難しい状況だという。

 ク・ジャチョルは引き続きブンデスリーガでのプレーを望んでいるようだ。だが、クラブ名は明かされていないものの、すでに日本と中国から具体的なオファーが届いているという。ドイツ国内で納得のいくオファーが来ない場合には、Jリーグ入りを選ぶ可能性もある。

 アスクスブルク残留を望んだように、30歳になったとはいえ、まだまだ老け込む年ではない。ブンデスリーガで約8年半プレーしてきた実力者の去就に、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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