編集部が厳選! 2019年の高校サッカー界を彩る注目銘柄300選 北海道・東北編

2019年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

注目は尚志の染野、青森山田の武田!

染野にはすでに複数のJクラブが興味を示しており、卒業後の進路が注目される。(C)SOCCER DIGEST

 青森山田が2度目の選手権制覇を達成して早5か月が経った。新シーズンはすでに開幕し、再び全国各地で熱戦が繰り広げられている。 

 今季の高校サッカー界は、昨年以上に混戦模様だ。どこが頂点に立ってもおかしくない熾烈な争いの中で、どんな逸材が頭角を現わすのか。今回は高円宮杯、沖縄開催のインターハイ、そして選手権でブレイクスルーが期待される有望株300人を総まとめ。男子部門の全国6地域と女子部門に分けてお届けする!!1回目の今回は北海道・東北編だ。

※経歴の表記は下記の通り。
U‒00 =年代別日本代表(2019年実績)、高校選抜=日本高校選抜(欧州遠征メンバー)、00国体=国民体育大会出場メンバー(16歳以下の県選抜)

No1
FW
染野唯月
そめの・いつき
尚志(福島)/3年/179㌢・67㌔

プレースタイル:ポストワーカー
経歴:高校選抜、U-18代表、17国体
選手権準決勝で青森山田から3得点を奪った。切り返しからの一撃、高打点のヘッド、
ポストワークは絶品で、目標のFW大迫(ブレーメン)同様に〝半端ない〞才能を誇る。
 
No2
DF
佐藤大河
さとう・たいが
東北学院(宮城)/3年/177㌢・70㌔

プレースタイル:クロッサー
経歴:17国体
GKシュミット(仙台)を輩出したチームで、全国レベルの力を有する左SB。仙台Jrユース時代はFWを務めており、ドリブルやパス交換などから得意の左足でゴールも狙える。
 
No3
MF
古賀楓真
こが・ふうま
聖和学園(宮城)/3年/170㌢・60㌔

プレースタイル:ドリブラー
経歴:17国体
〝東北のドリブル軍団〞で、下級生時からチームのエース番号〝14〞を背負う技巧派だ。昨冬の選手権地区予選決勝で鮮烈弾を決めるなど、スルーパス、シュートで違いを作る。
 
No4
GK
佐藤文太
さとう・ぶんた
仙台育英(宮城)/3年/185㌢・75㌔

プレースタイル:PKストッパー
経歴:―
1年時から伝統校のゴールを守る東北ナンバー1守護神。シュートセーブに加え、1対1やクロスボールへの飛び出しで進化を見せる俊英だ。将来へ向け、身体作りにも励む。
 
No5
DF
藤原優大
ふじわら・ゆうだい
青森山田(青森)/2年/180㌢・69㌔
プレースタイル:ディフェンスリーダー

経歴:U-17、17国体、18国体
北の名門の新たな〝氷壁〞だ。昨季はボランチを主戦場としたが、今季から本格的にCBに挑戦。空中戦の強さ、守備範囲の広さなどで力を発揮し、2年生ながら統率力も光る。
 
No6
MF
武田英寿
たけだ・ひでとし
青森山田(青森)/3年/175㌢・63㌔
プレースタイル:司令塔
経歴:高校選抜、U-18、17国体

昨冬は選手権で日本一を経験。今季は満を持し、青森山田伝統の10番を背負う。ボールコントロール、多彩な左足のキック、発想力は一級品。司令塔として連覇への鍵を握る。
 
No7
MF
工藤拓人
くどう・たくと
八戸学院野辺地西(青森)/3年/172㌢・66㌔

プレースタイル:ドリブラー
経歴:―
昨年の選手権地区予選決勝で、王者・青森山田を脅かしたドリブラー。あえてCB三國(福岡)を狙い、同点ゴールも決めた。惜敗しただけに、今年は青森の歴史を変えたい。
 
No8
GK
山口雄也
やまぐち・ゆうや
秋田商/3年/180㌢・74㌔

プレースタイル:正統派GK
経歴:―
昨冬は2年生GKとして選手権で活躍。8強進出に貢献し、〝秋商復活〞の立役者となった。ゴール前の立ち姿が良く、クロスやシュートへの反応も速い。今年は4強以上を目指す。

文●吉田太郎

【PHOTO】注目銘柄300選~北海道・東北編の主な選手を写真でチェック!

●関東編Part1はこちら!
【写真】

●関東編Part2はこちら!
【写真】

●北信越・東海編はこちら!
【写真】

●関西編はこちら!
【写真】

●中国・四国編はこちら!
【写真】

次ページその他の注目選手リストはこちらから

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事