プレミア初連覇達成のマンCの更衣室に来日直前の伝説的ロッカーが! 愛する選手たちに生歌を披露

2019年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

来日前に敵地へわざわざ足を運んだ大物ミュージシャン!

主将コンパニ(左端)とともにプレミアリーグのトロフィーを手にするN・ギャラガー(右端)。その喜びに満ちた表情は、クールなロックスターのそれではなくシティ・ファンのそれだった。 (C) Getty Images

 現地時間5月12日に一斉開催されたプレミアリーグ最終節で、ブライトンと敵地で対戦したマンチェスター・シティは4-1と完勝。見事にクラブ史上初の国内リーグ連覇を成し遂げた。

 27分にブライトンのグレン・マレイに先制ゴールを決められ、肝を冷やしたシティだったが、直後の28分にセルヒオ・アグエロが同点ゴールをねじ込んで落ち着きを取り戻すと、38分にエメリック・ラポルテ、63分にリャド・マハレズが決めて相手を突き放す。最後は72分にイルカイ・ギュンドアンがトドメの一撃を見舞って、趨勢を定めた。

 怒涛の14連勝でリバプールとのデットヒートを制したシティ。同リーグで連覇を成し遂げたのは、宿敵マンチェスター・ユナイテッド(2007-08、08-09)以来の快挙とあって、敵地に駆け付けたシチズンズ(シティの愛称)のサポーターたちも大いに沸いた。

 そんなシティ・サポーターたちのなかに一人の大物ミュージシャンが混じっていた。世界的ロックバンド『オアシス』の元ギタリスト兼ボーカリストであるノエル・ギャラガーだ。
 
 同じく元オアシスのボーカリストである弟のリアム・ギャラガーとともに熱烈なシティ・サポーターとして知られるN・ギャラガーは、敵地での試合にもかかわらず、スタンドで愛するチームに声援を送っていたのである。

 そして、N・ギャラガーは、試合後にお祭りムード一色のシティのロッカールームを訪問。そこでオアシスの名曲であり、指揮官のジョゼップ・グアルディオラが試合前にモチベーション向上のために選手たちに聞かせているという『Wonderwall』を生歌で披露したのだ。

 このスペシャルなサポーターのサプライズ訪問には、選手たちも歓喜。チームのメインキャストの一人であるベルナルド・シウバは自身のツイッターを更新し、「Today is gonna be the day(今日という日は)」と『Wonderwall』の一節とともに、プレミアリーグのトロフィーをN・ギャラガーと掲げる写真を掲載した。

 遠路はるばるブライトンまで駆けつけるほどのシティ愛を見せつけたN・ギャラガー。なお、彼は今月15日から来日公演を予定しており、今頃はその荷づくりに追われているかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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