「首、折れてない?」「なんてタフなんだ!」EL準決勝で女性レポーターの後頭部をボールが直撃!

2019年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合前のライブ映像にしっかり映し出されて

一夜にして有名人となったモニカさん。自身を襲ったマッチボールを手にニッコリ微笑みかける(写真はツイッターより)。

 大一番を前に、お茶の間のファンを驚かせるハプニングが起きていた。
 
 木曜日に行なわれたヨーロッパリーグ準決勝第2レグ、バレンシア対アーセナルの一戦だ。後者が敵地でのゲームを4-2でモノにし、2戦合計7-3でファイナル進出を決めた。5月29日にバクー(アゼルバイジャン)で開催される決勝では、同じプレミアリーグのチェルシーと対峙する。
 
 そのゲーム前、地元スペインのTV局『Gol TV』の女性レポーター、モニカ・ベナベントさんを悲劇が襲った。ピッチサイドで試合前の様子をライブで伝えていたところ、なにやら赤いシャツを身に付けた男性が近づいてきて……。その瞬間、モニカさんの頭が激しく前方に押し出され、テレビ画面から消えてしまった。練習中のアーセナル選手のボールが、彼女の後頭部を直撃したのだ。
 
 いったんスタジオに画面が切り替えられたが、すぐさまふたたび映像はスタジアムへ。モニカさんは何食わぬ顔で「大丈夫、大丈夫!」と答え、テンションの高いレポートを続けたのだ。

 
 この映像がSNS上で公開されると、瞬く間に世界中に拡散。「なんてタフな女性なんだ!」「首、折れてしまったんじゃないのか?」「何回見ても痛々しい……」「ちょっとグラウンドに近づきすぎたかもな」などなど、さまざまな反応が寄せられている。
 
 大反響を受けて、試合直後にモニカさん自身がツイッターに投稿。「わたしはご覧の通り、元気です!」と綴り、因縁の(?)試合球を手にゴール裏でニッコリ笑っている写真を掲載した。世界中から心配する声が届いていると明かし、「本当に本当にみなさんありがとう! たくさんのメッセージに勇気づけられました」と記している。
 
 なんとも災難に遭ったモニカさんだが、意図せず、世界中にその名を知られる存在となったのだった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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