【J1展望】鳥栖×G大阪|監督交代の劇薬は有効か? ガンバ相手に鳥栖が新体制でリーグ初陣へ!

2019年05月11日 サッカーダイジェスト編集部

鳥栖――選手からはチーム状況を憂う声も…

故障者/鳥栖=石川 G大阪=藤春、渡邉、谷、奥野、コンチャ
出場停止/鳥栖=なし G大阪=なし

J1リーグ11節
サガン鳥栖 - ガンバ大阪
5月11日(土)/14:00/駅前不動産スタジアム
 
サガン鳥栖
今季成績(10節終了時):18位 勝点4 1勝1分8敗 1得点・16失点
 
【最新チーム事情】
●監督更迭という劇薬投下は有効に働くのか?
●揺れたチームをまとめ上げることが急務。
●鳥栖らしさを取り戻せるのか。
 
【担当記者の視点】
 10節を終了して勝点4の最下位に甘んじている鳥栖。リーグ戦での得点はわずかに1しか取れていない。その状況を打破するべく、監督交代に踏み切った。まだ10節ではあるが、それでも遅かりし交代劇と感じる関係者も多い。監督に指名されたのは、昨シーズン終盤に続き、2度目の就任となる金明輝(キム・ミョンヒ)監督である。
 
 得点力不足の解消が一番の課題とも言えるが、ここまで崩れてしまったチームの立て直しも求められる。前節の試合後には、チームの状況を憂う選手の声も聞かれた。鳥栖をよく知る金明輝監督にしかできないことかもしれない。
 
 過去の実績にとらわれず、知名度に惑わされず、監督の目指すサッカーを体現できる選手を起用することが、浮上のきっかけになるだろう。
 

次ページG大阪――最近5試合複数得点がない攻撃陣、主軸と若手の融合に期待。

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